わかめの効果|基本と押さえどころ
みそ汁の椀の中で、ふわりと開くあの姿。わかめの効果として語られる話を、含まれる成分と料理のうえでの働きに分けて、落ち着いて見ていきましょう。
概要
わかめは水分とミネラルを主体とした海藻で、食物繊維、カリウム、カルシウム、ヨウ素などを含みます。エネルギーは低く、生わかめ100gで20kcal前後です。ただし特定の病気を防いだり治したりするものではありませんので、そうした断定は避けてお読みください。料理のうえでは、かさを増やす役と、汁に磯の香りを移す役を同時に果たします。
押さえどころ
- 食物繊維を含み、水を含むとかさが増えます。汁物の実として量感が出ます。
- カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルを含みます。
- ヨウ素を含む食品です。海藻ばかりに偏らず、いろいろな食材と組み合わせてください。
- エネルギーは低く、生わかめ100gで20kcal前後です。
- 乾燥わかめは水で戻すと約10倍になります。使う量の見積もりに注意してください。
- 塩蔵わかめは塩分を含みます。よく洗ってから使ってください。
具体例
- みそ汁1杯分の乾燥わかめ 1g(戻して約10g)
- 酢の物1人分 戻したわかめ30g
- サラダの具として 戻したわかめ20g
- 塩蔵わかめ100g 洗って塩を落としてから使用
- わかめとねぎのスープ 1人分に乾燥1.5g
実践のコツ
- 乾燥わかめは戻しすぎないでください。3分でぬめりが出て、それ以上は歯ざわりが失われます。
- みそ汁には火を止める直前に入れると、色も香りも保てます。
- 酢の物にするときは、戻したあと水気をきつく絞ってください。衣が薄まりません。
講師への質問
- 毎日食べても大丈夫ですか
- 普通の食品として召し上がるぶんには問題ありません。ただしヨウ素を含むため、海藻に偏らせないでください。
- 生わかめと乾燥わかめでは違いがありますか
- 香りと食感は生が優れます。成分の性質は大きく変わらず、扱いやすさで選んでかまいません。
- 戻す時間はどれくらいですか
- 水で3分が目安です。長く浸けるとぬめりが出て歯ざわりが落ちますので、時計を見てください。