フライパン蒸し器|選び方・使い方・手入れ
蒸し器を出すほどでもない少量を、いつものフライパンで。フライパン蒸し器は水を張って置くだけで、蒸し野菜も肉まんも扱えます。種類ごとの違いと選び方、手入れの仕方をご案内します。
フライパン蒸し器とは
フライパン蒸し器は、手持ちのフライパンに入れて使う底上げの道具です。花びらのように広がる金属製のものやシリコン製の台があり、大きな蒸し器を出さずに少量を蒸せます。
種類と違い
- 開閉式の金属プレート — 直径を変えられるので、複数のフライパンで使い回せます。
- 固定サイズのステンレス丸皿 — 安定感があり、器ごと蒸す茶碗蒸しのような料理に向きます。
- シリコン製の台 — 軽く、鍋を傷つけません。高温には弱いので空焚きに気をつけます。
- 脚付きの網 — 高さがあるので水を多めに張れ、長時間の蒸し物にも使えます。
選び方
- 結論から言えば、手持ちのフライパンの内径から2cm引いた大きさを選びます。
- 脚の高さが2cm以上あるものにすると、沸いた湯が食材に触れません。
- 取っ手や引き上げ用の輪があると、熱いまま取り出せて安全です。
- 食洗機に対応しているかを確かめると、後片付けがぐっと楽になります。
使い方
- フライパンに水を1cm張り、蒸し器を置いて中火で3分沸かしてから食材を入れます。
- 蓋の内側に布巾を挟むと水滴が落ちず、仕上がりが水っぽくなりません。
- 20分を超える蒸し物は、途中で熱湯を足して空焚きを防ぎます。
お手入れ
- 使った直後に湯で流すと、でんぷんや脂が固まらずに落ちます。
- 金属製は水気を拭いて乾かします。濡れたまま重ねると白い跡が残ります。
- シリコン製はにおいを吸いますので、月に一度は重曹を溶かした湯で10分煮ます。
講師への質問
- フライパンの蓋が浅くて閉まらないときはどうすればいいですか
- 深さのある鍋の蓋で代用できます。少し大きめでも、湯気が逃げすぎなければ蒸し上がります。
- 焦げつきが出たときはどうすればいいですか
- 水の量が足りていません。1cmを保ち、20分以上蒸すときは10分ごとに熱湯を足してください。
- 手持ちがなく代わりを探すときはどうすればいいですか
- アルミ箔を丸めた輪を三つ置き、その上に耐熱皿をのせれば同じ働きをします。