水出しコーヒーボトル|選び方・使い方・手入れ
水出しコーヒーボトルがあれば、粉と水を入れて冷蔵庫に置くだけで、まろやかな一杯が翌朝そろいます。容量や濾し方の違い、選び方、洗い方の順番までお伝えします。
水出しコーヒーボトルとは
水出しコーヒーボトルは、挽いた豆を水に長時間つけて成分を引き出すための容器です。濾し網が内蔵されていて、抽出が終わったら粉ごと網を引き上げるだけで済みます。
種類と違い
- ろ過網内蔵型:細かい網の筒に粉を入れる形で、後片付けが一番簡単です。
- 紙フィルター併用型:使い捨ての紙を使うため、濁りが少なく澄んだ味になります。
- 耐熱ガラス製:においが移りにくく、熱湯消毒ができます。重さはあります。
- 樹脂製:軽くて割れにくいので、扉のポケットに立てる使い方に向きます。
- 細口の縦長型:冷蔵庫の扉に収まりやすい形で、一人分から二人分の量に向きます。
選び方
- 普段飲む量から決めてください。一人なら600ml前後、家族で飲むなら1L前後が目安です。
- 冷蔵庫のどこに置くかを先に測ります。扉のポケットに入る細さかどうかが使い続けられるかを分けます。
- 網の目の細かさを確かめてください。粗い網は中挽きの粉が通り抜けて濁ります。
- 口の広さも大切です。手が入る広口なら、スポンジで内側まで洗えます。
使い方
- 豆は中粗挽きにし、水100mlあたり8gを目安に入れます。挽きが細かすぎると渋みが出ます。
- 水を静かに注いで粉全体を湿らせ、冷蔵庫で8時間から12時間おきます。
- 抽出が終わったら網を引き上げてください。入れたままにすると時間とともに苦みが強くなります。
お手入れ
- 使うたびに網を外し、裏側から水を通して粉を落とします。目詰まりは味の濁りの元です。
- 油分が残るとにおいが付くので、週に一度は中性洗剤とやわらかいブラシで洗ってください。
- 洗ったあとは伏せて完全に乾かします。水気が残ったまま蓋を閉めるとにおいがこもります。
講師への質問
- 味が薄いときはどうすればいいですか
- 粉の量を水100mlあたり10gに増やすか、抽出時間を12時間まで延ばしてください。挽きを少し細かくする手もあります。
- 抽出したあとはどうすればいいですか
- 網を外し、冷蔵で二日以内に飲みきってください。長く置くと香りが抜けます。
- 熱いコーヒーに使えますか、どうすればいいですか
- 耐熱ガラス製以外は熱湯を入れないでください。温めたいときは、抽出した液を別の器で温め直します。