タルトストーン|選び方・使い方・手入れ
タルトストーンは、生地を空焼きするときに重しとして敷き詰める小さな粒です。これがあるかないかで、タルト台の底の平らさがまるで違ってきます。
タルトストーンとは
タルト生地だけを先に焼く際、底の膨らみと側面のずり落ちを防ぐために乗せる重しです。金属製やセラミック製の粒が主流で、熱を伝えながら生地を押さえる役割を持ちます。
種類と違い
- セラミック製の粒…熱をゆっくり伝え、生地を焦がしにくい定番です。
- アルミやステンレス製の粒…熱伝導が速く、底までしっかり焼き固まります。
- つながった鎖状のもの…敷くのも取るのも一度で済み、扱いが簡単です。
- 生米で代用…手軽ですが熱の通りがやや弱く、繰り返し使うと割れます。
- 乾燥豆で代用…重さは十分ですが、匂いが移る場合があります。
選び方
- 型の大きさに合わせて量を選んでください。18cm型なら400〜500gが目安です。
- 取り出しやすさを考えるなら、鎖状のものか、粒を紙ごと持ち上げられる形が便利です。
- 洗えるかどうかを確認してください。セラミックは水洗いでき、繰り返し使えます。
- 収納の場所を考えてください。粒は缶か密閉容器にまとめて保管すると散りません。
使い方
- 型に敷いた生地の上にクッキングシートを敷き、その上から粒を縁まで詰めます。
- 180℃で15分焼いたら紙ごと粒を持ち上げて外し、さらに5分焼いて底を乾かします。
- 外した粒は完全に冷ましてから容器へ戻してください。熱いまま入れると湿気がこもります。
お手入れ
- 使うたびに乾いた布で粉を払い、汚れたときだけぬるま湯で洗ってください。
- 洗ったあとは天板に広げ、120℃のオーブンで10分乾かすと湿気が残りません。
- 欠けた粒は取り除いてください。破片が生地に混ざる恐れがあります。
講師への質問
- 重しがないときはどうすればいいですか。
- 生米や乾燥豆で代用できます。クッキングシートを敷いて縁まで詰めてください。ただし加熱を繰り返すと割れますので、数回で入れ替えてください。
- どれくらいの量を敷けばいいですか。
- 側面の縁まで届く量が必要です。18cm型で400〜500gが目安で、少ないと側面がずり落ちて厚みにむらが出ます。
- 空焼きの見極めはどうすればいいですか。
- 粒を外したあと、底が乾いてうっすら色づくまで追加で5分焼いてください。白いままだと、詰めた具材の水分で後から湿ってしまいます。