豚そば|特徴と代表的な料理
肉の甘みが汁に溶けた一杯は、寒い日の力になります。豚そばは豚肉と豚のだしを主役にした麺料理の呼び名で、中華麺で出す店もあれば和そばに豚をのせる形もあります。特徴と家で作りやすい形をご案内します。
特徴
豚そばの中心にあるのは、豚から出るだしのこくです。鶏がらや魚介より甘みが前に出て、脂が汁の表面を覆うため冷めにくいのが持ち味になります。呼び名は店ごとに幅があり、中華麺に煮豚をのせたラーメン形式のものと、和そばの温かい汁に豚肉を合わせたものの両方に使われます。近ごろは塩やしょうゆで軽く仕立てる店も増え、こってり一辺倒ではなくなりました。
代表的な料理
- 塩仕立ての豚そば
- しょうゆ仕立ての豚そば
- 肉そば
- 豚バラの温そば
- チャーシュー麺
- 豚汁そば
- 味噌豚そば
- 豚しゃぶのぶっかけそば
- つけ豚そば
- 辛味の豚そば
よく使う調味料・食材
- 豚バラ肉
- 豚肩ロース
- 長ねぎ
- しょうゆ
- 塩
- しょうが
家庭で作りやすい料理
- 豚バラと長ねぎの温そば
- 豚汁そば
- 豚しゃぶのぶっかけそば
成り立ち
豚を主役にした麺は、豚肉が身近になった戦後に各地の食堂で広がりました。ラーメンと和そばのどちらの流れにも豚を合わせる形が生まれ、現在の呼び名に落ち着いています。
講師への質問
- ラーメンとの違いが分からないときはどうすればいいですか
- 麺で見分けてください。中華麺なら実質ラーメンの一種、和そばなら別物です。だしの主役が豚である点は共通します。
- 豚肉がかたくならないようにするにはどうすればいいですか
- 汁を煮立てず、80度前後で3分ほど火を通してください。中心まで色が変わったら引き上げ、器に盛ってから汁を注ぎます。
- 脂が重いと感じるときはどうすればいいですか
- だしを一度冷やして表面の脂を取り除くか、器におろししょうがと酢を少量加えてください。後味が軽くなります。