ガチ中華|特徴と代表的な料理
花椒の痺れや黒酢の酸味が、日本向けに丸められずそのまま届きます。ガチ中華とは、中国各地の味付けを崩さず出す料理を指す呼び名です。地域ごとの違いと代表的な料理を見ていきましょう。
特徴
日本人向けに甘みや油を調整せず、現地の配合のまま出す点が最大の特徴です。同じ中国料理でも、なじみのある町中華とは輪郭がはっきり違います。,地域差が非常に大きく、四川の辛さと痺れ、東北の濃い塩気と小麦の料理、広東の蒸し物や粥、西北の羊肉と麺が、それぞれ別の料理として並びます。,香辛料の使い方が大胆で、花椒、八角、クミン、香菜が主役級に立ちます。辛さと痺れが別物であることも、食べ比べるとよく分かります。,一皿の量が多く、数人で取り分ける前提の盛り付けが多くなります。二人なら二品と主食で十分足ります。
代表的な料理
- 麻辣香鍋
- 水煮魚
- 羊肉の串焼き
- 蘭州風の牛肉麺
- 酸菜魚
- よだれ鶏
- 担担麺
- 涼皮
- 小籠包
- 鍋包肉
- 干鍋
- 火鍋
よく使う調味料・食材
- 花椒
- 乾燥唐辛子と辣油
- 豆板醤と豆鼓
- 八角とシナモン
- 黒酢
- 香菜とクミン
家庭で作りやすい料理
- トマトと卵の炒め物。材料は二つだけで、中国の家庭で最もよく作られる一皿です。
- きゅうりのたたきの和え物。にんにくと黒酢、ごま油で和えるだけで前菜になります。
- 豚肉と青菜の炒め物。強火で手早く炒め、中心まで火を通してから調味すると失敗しません。
成り立ち
中国から日本へ移り住む人が増えるにつれ、出身地の味をそのまま再現する店が各地に生まれました。日本人の口に合わせて調整しない姿勢が、既存の中華料理店と区別する呼び名につながっています。
講師への質問
- 辛さが不安なときはどう頼めばいいですか
- 辛さを控えめにできるか尋ね、蒸し物や炒め物を一品混ぜてください。ご飯や豆腐の料理を合わせると和らぎます。
- 花椒の痺れが苦手なときはどうすればいいですか
- 麻辣と書かれた料理を避け、酸味や醤油味の料理を選びます。痺れは唐辛子の辛さとは別の刺激です。
- 二人で行くとき何品頼めばいいですか
- 主菜二品と主食一つが目安です。一皿の量が多いため、足りなければ追加する頼み方が失敗しません。