ナポリピザ|特徴と代表的な料理
縁がぷっくりふくらんで、焦げの斑点が点々と散っている。ナポリピザはイタリア南部で育った薄焼きのピザで、高温の窯で一気に焼き上げるのが身上です。特徴と、家庭で近づける道筋をお話しします。
特徴
生地は水分が多く、こねすぎずに長く発酵させることで軽さを出します。,400度を超える窯で1〜2分だけ焼き、縁を大きくふくらませて表面に焦げの斑点を作ります。,中心はやわらかく、皿の上でナイフを入れると生地がしなるほど薄く仕上がります。,具は少なめで、トマトとチーズ、香りのよい葉といった最小限の組み合わせが基本です。
代表的な料理
- マルゲリータ
- マリナーラ
- ビアンカ(トマトを使わない白いピザ)
- きのこのピザ
- 四種のチーズのピザ
- サラミのピザ
- 野菜のピザ
- ルッコラと生ハムのピザ
- 折りたたんで焼く包み焼きピザ
- 揚げピザ
- アンチョビとオリーブのピザ
- 季節野菜の白いピザ
よく使う調味料・食材
- トマト(水煮)
- オリーブ油
- 水牛乳や牛乳のフレッシュチーズ
- 岩塩
- バジルなどの香りの葉
- 粉チーズ
家庭で作りやすい料理
- マルゲリータ:トマトソースとちぎったチーズ、焼き上がりに葉をのせる基本形です。
- マリナーラ:チーズを使わず、トマト・にんにく・オリーブ油だけで焼き上げます。
- きのこの白いピザ:薄切りのきのこを油で炒めてからのせ、水分を抑えて焼きます。
成り立ち
トマトが南イタリアの料理に定着してから、港町ナポリの庶民の食べ物として広がったとされます。薪窯で短時間に焼く方法が受け継がれ、生地の配合や焼き方についての取り決めが後にまとめられました。
講師への質問
- 家庭のオーブンで近づけるにはどうすればいいですか
- 天板ごと最高温度で20分予熱し、直前に生地をのせて短時間で焼きます。厚手の鉄板や石板があるとさらに近づきます。
- 生地がふくらまないときはどうすればいいですか
- 縁を1cm厚く残して伸ばし、その部分を押さえないことです。中の気泡が残っていれば高温で一気に立ち上がります。
- チーズはどれを選べばいいですか
- 水分の多いフレッシュタイプが本来の姿ですが、水気を切って使います。溶けやすい市販のピザ用チーズでも構いません。