手作りピザ|レシピと作り方のコツ
生地を伸ばすところから始めると、焼き上がりの香りがまるで違います。手作りピザは強力粉の生地に好みの具をのせて焼く一皿で、家庭のオーブンでも香ばしく仕上がります。基本の作り方をご紹介します。
先生の一言
- 生地が縮んで伸びない → ぬれ布巾をかけて10分休ませ、もう一度伸ばします。無理に引っぱると穴が開きます。
- 底が生焼けになる → 天板ごと予熱し、250度以上で焼きます。冷たい天板は庫内温度を下げてしまいます。
- 水っぽく仕上がる → ソースを煮詰め、野菜の水気を拭いてからのせます。生の玉ねぎは薄切りにして量を控えめに。
90分調理時間の目安
3人分分量
ふつう難しさ
材料(3人分)
- 強力粉200gふるって空気を含ませます
- 薄力粉50g強力粉と合わせてふるいます
- ドライイースト3g砂糖と一緒にぬるま湯へ溶かします
- 砂糖小さじ1(5g)イーストの立ち上がりを助けます
- 塩小さじ2/3(4g)イーストと直接触れないよう粉側に混ぜます
- ぬるま湯155g35度前後、指を入れてぬるいと感じる温度です
- オリーブ油大さじ1こねる途中で加えます
- トマトソース120g市販品は弱火で3分煮詰めて水分を飛ばします
- ピザ用チーズ150g焼く直前に広げます
- ピーマン1個(30g)種を除いて薄い輪切りにします
- 玉ねぎ60g繊維に沿って薄切りにし、水気を拭きます
- ハム60g1cm幅に切り、焼成でしっかり加熱します
作り方
ぬるま湯に砂糖とイーストを溶かし、常温で5分置いて泡が立つのを待ちます。
理由: 泡が出なければイーストが弱っている合図です。
粉と塩を合わせたボウルに1を注ぎ、10分こねます。途中でオリーブ油を加えます。
理由: 油を後から入れると生地がつながりやすくなります。
丸めてラップをかけ、30度前後で50分の一次発酵。倍にふくらめば完了です。
理由: 時間ではなく大きさで判断すると季節差に振り回されません。
2等分して10分休ませ、手で直径24cmに伸ばします。縁は1cm厚く残します。
理由: 休ませると生地が縮まず素直に広がります。
オーブンを250度で20分予熱します。天板も庫内に入れたまま温めます。
理由: 熱い天板にのせると底が一気に焼き固まります。
ソース、野菜とハム、チーズの順にのせ、250度で10〜12分焼きます。
理由: チーズを最後にすると下の具が乾きません。
焼き上がったら網に移し、2分置いてから切り分けます。
理由: 落ち着かせると生地の底がべたつきません。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 焼いたものは粗熱を取り、密閉容器で冷蔵2日が目安です。生地だけなら冷蔵で一晩置けます。 |
|---|---|
| 冷凍 | 焼いた後に1切れずつ包み、冷凍2週間が目安です。 |
| 温め直し | 凍ったままトースターで7〜8分。表面にアルミ箔をかぶせると焦げません。 |
アレンジ
- トマトとチーズ:薄切りトマトとちぎったチーズをのせ、焼き上がりに生の葉野菜を散らします。
- きのこ二種:しめじとエリンギを薄切りにし、中火で2分炒めてからのせると水が出ません。
- フライパン焼き:直径26cmのフライパンに生地を敷き、蓋をして弱めの中火で12分焼きます。
小麦の炭水化物に加え、チーズのたんぱく質と脂質、野菜の食物繊維を含みます。
講師への質問
- オーブンが250度まで上がらないときはどうすればいいですか
- 最高温度で20分しっかり予熱し、焼き時間を2〜3分延ばしてください。天板を一緒に温めておくと差を補えます。
- 冬場の発酵はどうすればいいですか
- 40度のお湯を張ったボウルの上にラップをかけて置くと30度前後を保てます。ふくらみが倍になるまで待ちます。
- 前日に生地を仕込みたいときはどうすればいいですか
- こね上げ後に冷蔵庫の野菜室へ入れ、8〜12時間置きます。翌日は常温に30分戻してから伸ばしてください。