ピザ生地|レシピと作り方のコツ
粉と水とイーストだけで、あの香りが生まれます。ピザ生地は寝かせる時間さえ取れば、こねる作業は10分ほど。家庭のオーブンで薄く伸ばして焼くための、扱いやすいピザ生地の作り方をご紹介します。
先生の一言
- 生地がベタついて手につく → 打ち粉を足すより、5分こね続けてください。つながれば自然にまとまります。
- ふくらまない → 湯が熱すぎた可能性があります。35度前後を守り、イーストの開封後は冷蔵保存に。
- 焼くと硬くなる → 伸ばしすぎと焼きすぎが原因です。厚さ3mmを目安にし、焼き色がついたら取り出します。
80分調理時間の目安
3人分分量
ふつう難しさ
材料(3人分)
- 強力粉200gふるって空気を含ませます
- 薄力粉50g混ぜると歯切れがよくなります
- ドライイースト3gぬるま湯に溶かして使います
- 砂糖小さじ1(5g)イーストと一緒に溶かします
- 塩小さじ2/3(4g)粉のほうに混ぜ込みます
- ぬるま湯155g35度前後に調整します
- オリーブ油10gこねる途中で加えます
- 打ち粉用の強力粉適量台に薄くふる程度にします
作り方
火は使いません。ぬるま湯に砂糖とイーストを溶かし、5分置いて泡立ちを確かめます。
理由: 泡が出るかどうかで発酵力が分かります。
粉と塩を混ぜたボウルに注ぎ、ひとまとまりになるまで2分混ぜます。
理由: 粉気が残るうちは水分が行き渡っていません。
台に出して8分こね、オリーブ油を加えてさらに2分。表面が滑らかになれば完了です。
理由: 油は後入れにすると生地が締まりすぎません。
丸めてボウルに入れ、30度前後で50分の一次発酵。倍の大きさが目安です。
理由: 指で押した穴が戻らなければ発酵の頃合いです。
ガスを軽く抜いて2等分し、丸めて10分休ませます。
理由: 休ませないと伸ばした端から縮みます。
打ち粉をした台で直径24cmに伸ばし、縁を1cm厚く残します。
理由: 縁を残すと焼いたときに気持ちよくふくらみます。
天板ごと250度で予熱し、具をのせて10〜12分焼きます。
理由: 高温短時間が、家庭のオーブンでの近道です。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 一次発酵後に丸めてラップで包み、冷蔵の野菜室で2日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 伸ばす前に丸のまま包んで冷凍3週間が目安です。 |
| 温め直し | 冷凍生地は冷蔵で一晩解凍し、常温に30分戻してから伸ばします。 |
アレンジ
- 全粒粉入り:強力粉のうち40gを全粒粉に替えると、香ばしさが増します。
- 厚焼き生地:2等分せず1枚に伸ばし、220度で18分焼くとふっくら仕上がります。
- 冷蔵長時間発酵:こね上げ後に冷蔵で12時間置くと、粉の甘みが出ます。
主成分は小麦の炭水化物で、オリーブ油由来の脂質を少量含みます。
講師への質問
- 強力粉だけで作るときはどうすればいいですか
- 薄力粉の50gも強力粉に替えて構いません。歯ごたえが強くなるので、伸ばす厚さを少し薄めにしてください。
- こね上がりの見極めはどうすればいいですか
- 生地の端をつまんで薄く広げ、破れずに向こうが透ければ十分です。すぐ切れるようならあと2分こねます。
- ドライイーストがないときはどうすればいいですか
- 生イーストなら3倍量の9gが目安です。ぬるま湯に溶かす手順は同じで、発酵時間も変わりません。