パスタとピザ|特徴と代表的な料理
同じ小麦粉から、性格の違う二つの主役が生まれました。パスタとピザはイタリアの食卓を支える料理で、地方ごとにソースも生地も変わります。代表的な顔ぶれと、家庭で作りやすい形をお話しします。
特徴
どちらも小麦粉が土台ですが、パスタは乾麺や生麺としてゆで、ピザは発酵させた生地を焼く点が分かれ目です。,味付けは足し算より引き算で、素材の数を絞って香りを立てるのが基本の考え方です。,オリーブ油とトマト、チーズという三つの柱があり、これらの組み合わせで大半の料理が成り立ちます。,北はバターと生クリーム、南はオリーブ油とトマトというように、地方で油脂の性格が変わります。
代表的な料理
- トマトソースのスパゲッティ
- にんにくと唐辛子のスパゲッティ
- ミートソース
- カルボナーラ
- ジェノベーゼ
- ボンゴレ
- ペンネのグラタン
- ラザニア
- マルゲリータ
- マリナーラ
- 四種のチーズのピザ
- 包み焼きピザ
よく使う調味料・食材
- トマトの水煮
- オリーブ油
- にんにく
- 粉チーズ
- 岩塩
- 香りの葉(バジル、パセリ)
家庭で作りやすい料理
- トマトソースのスパゲッティ:水煮トマトをつぶして中火で10分煮詰め、ゆで汁でのばして和えます。
- にんにくと唐辛子のスパゲッティ:弱火でにんにくの香りを出し、ゆで汁を加えて乳化させます。
- フライパンのピザ:発酵させた生地を敷き、蓋をして弱めの中火で12分焼きます。
成り立ち
小麦を乾麺にして保存する技術が南部で発達し、船で各地へ運ばれるうちにパスタが広まったとされます。ピザは同じ小麦を発酵させて窯で焼く形として港町で親しまれ、両者は別の道をたどりながらイタリアの食卓に並ぶようになりました。
講師への質問
- パスタのゆで加減はどうすればいいですか
- 袋の表示より1分早く上げ、ソースの鍋で30秒和えて仕上げます。芯がわずかに残る状態で止めると、和える間にちょうどよくなります。
- ソースが麺にからまないときはどうすればいいですか
- ゆで汁をお玉1杯加えて、火にかけながら手早く混ぜてください。でんぷんを含む湯が油と水をつなぎます。
- ピザとパスタを同じ日に作るときはどうすればいいですか
- ピザ生地を先に仕込んで発酵させ、待ち時間にソースを作ります。ソースは両方に使い回せるので手間が減ります。