鯛ラーメン|特徴と代表的な料理
澄んだスープからふわりと立ちのぼる上品な香り、それが鯛ラーメンです。魚のあらを丁寧に扱ってこそ生きる一杯で、家でも要点を押さえれば近い味に届きます。組み立てをお話しします。
特徴
鯛のあらや頭を煮出しただしを土台にし、澄んだ塩だれと合わせるのが基本の形です。,香りが繊細なため、油や香辛料を控えめにして素材の甘みを前に出します。,麺は細めのストレートが選ばれることが多く、スープの香りを邪魔しません。,薬味は青ねぎ、三つ葉、ゆずの皮など、香りの軽いものが合わせられます。
代表的な料理
- 鯛の塩ラーメン
- 鯛だし醤油ラーメン
- 鯛の潮ラーメン
- 鯛白湯ラーメン
- 鯛のつけ麺
- 鯛茶漬け風ラーメン
- 鯛と昆布の中華そば
- 鯛のあら炊きそば
- 鯛の淡麗ラーメン
- 鯛と三つ葉のあっさり麺
よく使う調味料・食材
- 塩だれ
- 昆布
- 薄口醤油
- 酒
- ゆずの皮
- 青ねぎ
家庭で作りやすい料理
- 鯛のあらだしの塩ラーメン
- 鯛だしの中華そば
- 鯛茶漬け風の締め麺
成り立ち
魚のだしを使った麺料理は各地の郷土食に見られ、鯛のあらを生かした一杯もその流れの中で店の品書きに載るようになったとされます。特定の発祥を示す記録はなく、産地ごとに独立して広まったと考えられています。
講師への質問
- 鯛のあらの生臭さが気になるときはどうすればいいですか
- あらに塩をふって10分置き、熱湯を回しかけてから冷水で血合いを洗います。この下処理だけで臭みの大半が抜けます。
- だしを取る時間はどれくらいがいいですか
- 沸騰させず85度前後で15分が目安です。強く煮立てると濁り、香りも飛びます。あくはこまめにすくってください。
- 身はどう扱えばいいですか
- だしを取ったあらから身をほぐし、中心まで火が通っているのを確かめてから盛り付けます。骨が残りやすいので指で確認します。