焼肉|特徴と代表的な料理
網の上でじゅっと音がした瞬間の、あの気持ちの高まり。焼肉は部位の選び方とたれで表情が変わります。代表的な部位と焼き加減、家のホットプレートでの楽しみ方をお話しします。
特徴
焼肉の面白さは、同じ牛肉でも部位ごとに脂の付き方と繊維の向きが違うところにあります。厚みのある赤身はじっくり、薄い脂の多い部位は短時間と、焼き方を変えるだけで別の料理のようになります。たれは甘辛い醤油だれ、塩とごま油、味噌だれの三系統が基本で、部位に合わせて使い分けます。肉だけでなく、焼いた野菜やスープ、ご飯物まで含めて一つの食事として組み立てられているのも特徴です。
代表的な料理
- カルビ
- ロース
- ハラミ
- タン塩
- 鶏もも肉の焼き物
- 豚バラの焼き物
- ホルモン
- 焼き野菜(玉ねぎ・かぼちゃ・ピーマン)
- キムチ
- ナムルの盛り合わせ
- わかめスープ
- 石焼きのご飯物
よく使う調味料・食材
- 醤油ベースの甘辛だれ
- 塩とごま油
- おろしにんにく
- 白いりごま
- コチュジャン
- レモン汁
家庭で作りやすい料理
- ホットプレートで焼く豚バラと野菜の盛り合わせ(脂が出るので受け皿を用意します)
- 鶏もも肉の甘辛だれ焼き(厚みを1.5cmにそろえ、中心まで白くなるまで焼きます)
- 牛こま切れ肉と玉ねぎの焼肉丼(肉は色が完全に変わるまで炒めます)
成り立ち
戦後の各地で、焼いた肉をたれで食べる形の店が広まったのが今の焼肉の原型とされています。家庭にホットプレートが普及したことで、店の料理が食卓にも下りてきました。
講師への質問
- どのくらい焼けば安心して食べられますか
- 肉の中心まで色が変わり、押して透明な肉汁が出る状態が目安です。厚みのある部位は返しながら片面2分ずつを見当にしてください。
- 家で焼くと煙が出て困ります。どうすればいいですか
- 脂の多い部位を減らし、温度を中温に保ちます。焼く前にキッチンペーパーで肉の水気を拭くだけでも、はねと煙が減ります。
- 野菜も一緒に食べたいのですが、順番はどうすればいいですか
- 先に野菜を焼いて取り分け、後から肉を焼きます。逆にすると野菜が肉の脂を吸って重くなり、量が進みません。