五島うどん|特徴・食べ方・由来
細いのに歯ごたえがしっかりしているのが五島うどんです。長崎県の五島列島で手延べされる乾麺で、鍋から直接すくって食べる地獄炊きという食べ方が知られています。
五島うどんとは
五島うどんは、長崎県の五島列島でつくられてきた手延べの細うどんです。生地を延ばすときに植物油を用いる製法で、直径2mmほどの細さながらしっかりしたコシがあり、ゆで時間が短いのも特徴です。
特徴
- 麺が細く、たっぷりの湯なら7分前後でゆで上がります。
- 手延べのため断面が丸く、つゆの絡みが軽くのど越しがなめらかです。
- 乾麺なので常温で長く置け、思い立ったときにすぐ使えます。
食べ方・楽しみ方
- 鍋でゆでたまま卓上に出し、各自が取り分ける地獄炊きが定番です。
- つけだれは、あごだしのつゆに生卵としょうゆを合わせたものがよく合います。
- 冷やしてざるで食べると細さが際立ち、薬味はねぎとしょうがが合います。
家で楽しむなら
家庭では、土鍋に湯を沸かして麺を入れ、卓上コンロにのせるだけで地獄炊きの形になります。つゆを二種類用意すると、最後まで飽きずに食べきれます。関連する料理としては、釜揚げうどん、あごだしのつゆ、鍋焼きうどんがあります。
由来
五島列島は古くから海路の要所で、大陸から伝わった麺づくりが島に根づいたと伝えられています。土地でとれる塩と植物油を使う手延べの製法が受け継がれ、島の乾麺として広まりました。
講師への質問
- ゆで時間はどう見ればいいですか
- 袋の表示が基本ですが、細いので7分前後が目安です。1本すくって芯の白い線が消えたら引き上げます。
- 地獄炊きのつゆはどうすればいいですか
- だし、しょうゆ、みりんを6対1対1で温め、器に取り分けて溶き卵を落とすと、ゆで汁の熱でまろやかになります。
- 余った麺はどうすればいいですか
- 水気をきってごま油を少しからめ、冷蔵で翌日まで。焼きうどんやサラダうどんに回すとのびが気になりません。