博多の韓国料理|特徴・食べ方・由来
焼肉だけにとどまらないのが博多の韓国料理です。福岡市の中心部に根づいた鍋物や家庭料理、締めの麺まで、どんな顔ぶれがあるのか、味わい方、家で作りやすい一皿をご案内します。
博多の韓国料理とは
博多の韓国料理は、福岡市博多区や中央区を中心に根づいた朝鮮半島由来の料理を指します。中洲や天神、駅の周辺には焼肉店に加え、鍋物や家庭料理を出す店が並び、夜遅くまで開いている店が目立ちます。港町として人の行き来が多かった土地柄もあり、日常の外食として溶け込んできました。
特徴
- 焼肉に限らず、鍋物や麺類、日々の家庭料理を出す店が多いのが特徴です。
- もつを使う食文化と重なり、辛味のある鍋が季節を問わず親しまれています。
- 屋台の並ぶ通りが近く、飲んだあとの締めに麺類や粥を頼む流れが定着しています。
食べ方・楽しみ方
- 焼肉は網の温度が上がってから並べ、肉は中心まで火を通してから取ってください。
- 鍋物は野菜を先に煮て、辛味が強ければ豆腐や卵を落とすと味がまるくなります。
- 締めは麺か粥を選び、鍋の残り汁で作ってもらうと味が最後までつながります。
家で楽しむなら
家で作るなら、火の通りが早く味の決まりやすいものから始めるのが近道です。粉と水を混ぜて焼くだけのチヂミ、ゆでた野菜をごま油であえるナムル、豚肉に火が通ってからキムチを加える豚キムチの三つがあれば、食卓が一気にそれらしくなります。
由来
博多は古くから大陸との往来の窓口で、戦後は在住の人々が営む食堂を通して料理が広まっていきました。焼肉店の増加とともに鍋物や惣菜も定着し、いまの顔ぶれになったと言われています。
講師への質問
- 辛いものが苦手なときはどうすればいいですか
- 辛味の少ない料理から入ってください。チヂミ、ナムル、プルコギ、卵を使ったスープなどは辛味がほとんどありません。鍋は取り分けてから卵を落とすと和らぎます。
- 焼肉店で最初に何を頼めばいいですか
- 塩味の部位を先に、たれの部位を後にすると味が濁りません。野菜とキムチを同時に頼んでおくと、焼き上がりを待つ間に食べられます。