ひもかわうどん|特徴・食べ方・由来
ひもかわうどんは、幅が10cmにもなる平たいうどんです。ゆで上がりはひらひらと薄く、つゆをたっぷり持ち上げるので、一口目の印象が普通のうどんとまるで違います。
ひもかわうどんとは
ひもかわうどんは、群馬県桐生市を中心に食べられてきた幅広の平打ちうどんです。幅は2cmほどのものから10cmを超えるものまであり、厚みは1mm前後と薄いのが特徴です。ゆで時間は幅によって3〜8分が目安になります。
特徴
- 幅が広く厚みが薄いので、ゆで時間が短く、つゆの絡みが強く出ます。
- のどごしよりも、ひらひらとした口当たりとつゆの含みを味わう麺です。
- 温かい汁でも冷たいつけ汁でも成立し、季節を選ばずに食べられます。
食べ方・楽しみ方
- 一枚ずつ引き上げて食べます。まとめてすくうと重なって味が入りません。
- 冷たいつけ汁で食べるなら、ゆでた後に氷水でしっかり締めると縁が立ちます。
- 温かい汁は少し濃いめに整えます。麺の水分で薄まるためです。
家で楽しむなら
家で作るなら、乾麺か生麺を買って、袋の表示より30秒短くゆでるところから始めるのがこつです。教室では、鴨南蛮風のつけ汁、けんちん汁仕立て、釜揚げの三通りをお出ししています。
由来
小麦の栽培がさかんな土地で、粉を打って薄く伸ばす麺食の習慣から生まれたと伝えられます。名の由来には諸説があり、平たい形を紐に見立てた呼び名という説が知られています。
講師への質問
- ゆで加減はどうすればいいですか
- 袋の表示より30秒短くゆで、一枚を引き上げてかんで確かめてください。中心に粉っぽさが残らなければ引き上げどきです。
- つゆはどうすればいいですか
- だし4、しょうゆ1、みりん1の割合が目安です。麺の水分で薄まるので、単体で飲むより少し濃いめに整えます。
- 具は何を合わせればいいですか
- 根菜と油揚げがよく合います。ごぼう、にんじん、大根を煮た汁に麺を入れると、幅広の面に具の味がのります。