ホルモンうどん|特徴・食べ方・由来
鉄板の上で牛もつと太めの麺が甘辛いたれをまとい、香ばしい湯気が立ちます。ホルモンうどんは岡山県北部の町で親しまれてきた鉄板料理で、家庭のフライパンでも近い味に近づけられます。
ホルモンうどんとは
ホルモンうどんは、下ゆでした牛もつとゆでうどんを鉄板で炒め、みそやしょうゆのたれで味をつけた料理です。岡山県北部の津山周辺で親しまれてきた食べ方として知られています。牛の飼育と食肉加工が盛んな土地柄から生まれたと伝えられます。
特徴
- もつから出る脂が麺にからみ、たれと合わさって独特のこくが生まれます。
- たれはみそベースとしょうゆベースがあり、店や家庭ごとに配合が違います。
- 鉄板で水分を飛ばしながら炒めるため、焼きうどんよりも香ばしく仕上がります。
食べ方・楽しみ方
- 取り皿に少量ずつ取り、鉄板の上で温めながら食べ進めると最後まで熱いままです。
- 一味唐辛子や粉山椒を途中でふると、脂の後味が切れて食が進みます。
- 残ったたれと脂にご飯を入れて炒めると、締めの一皿になります。
家で楽しむなら
家庭では厚手のフライパンで十分に再現できます。もつは下ゆでを丁寧にしてから使い、中心まで火を通すことだけは省かないでください。合わせて楽しみたいのは、キャベツの浅漬け、豆腐とわかめの味噌汁、大根おろしです。
由来
牛の食肉加工が盛んな地域で、精肉のあとに残るもつを無駄なく食べる工夫として広まったと伝えられています。安価で力の出る食事として働く人に支持され、やがて土地を代表する一皿として知られるようになりました。
講師への質問
- もつの下処理はどうすればいいですか
- 塩と小麦粉でもんで洗い、たっぷりの湯で10分下ゆでしてください。ざるに上げて流水で脂と灰汁を落とすと臭みが減ります。
- うどんは何を使えばいいですか
- ゆでうどんの太めが向きます。使う前にざるでほぐし、水気を切ってから鉄板に入れると水っぽくなりません。
- 焼き加減はどうすればいいですか
- もつは中心まで火が通り、脂が透き通って縁が色づくまでが目安です。生焼けのまま食べないでください。