ホーム ご当地の味 琴似ラーメン

琴似ラーメン|特徴・食べ方・由来

札幌の麺文化は、中心部だけのものではありません。琴似ラーメンは西区琴似の駅前と商店街に根づいた一杯のことで、味噌を軸にしながら、塩やしょうゆ、辛味を足した器まで幅があります。土地の食べ方をご案内します。

琴似ラーメンとは

琴似ラーメンは、札幌市西区琴似の周辺で親しまれているラーメンを指す呼び方です。特定の一種類を意味する言葉ではなく、味噌を中心に据えつつ、店ごとにスープの濃さや香味油の使い方が違うのが土地柄です。地下鉄とJRの駅が近く、通勤や買い物のついでに寄れる立地に店が集まっています。

特徴

  • 味噌仕立てが軸で、炒めたもやしとひき肉を合わせる作りが目立ちます。
  • 冬の寒さに合わせ、表面にラードや香味油を張って冷めにくくする器が多く見られます。
  • 縮れのある中太麺が主流で、スープをよく持ち上げます。

食べ方・楽しみ方

  • 配膳直後は油の膜で相当に熱いので、まずレンゲでスープを一口すくって温度を確かめます。
  • 麺を持ち上げる前に軽く全体を混ぜ、底に沈んだ味噌を行き渡らせます。
  • 卓上のおろしにんにくや一味は、半分食べ進めてから足すと味の変化を楽しめます。

家で楽しむなら

家で琴似ラーメンの気分に近づけるなら、具を炒める順番が要になります。もやしと玉ねぎを強火で先に炒め、味噌を鍋肌で軽く焦がしてからスープを注ぐと、あの香ばしさが出ます。味噌ラーメン、もやし炒め、チャーシューの三品を覚えておくと、休日の昼が組み立てやすくなります。

由来

札幌で味噌を使ったラーメンが広まったのは戦後のことで、市内各地の商店街に少しずつ広がりました。琴似も住宅と商いの集まる土地として店が増え、通勤客と地元の家族が支える形で今の顔ぶれになったと言われています。

講師への質問

家で作るとスープが薄まってしまうのですが、どうすればいいですか
麺の湯をしっかりきってから丼に入れてください。丼を熱湯で温めておくと、温度も下がらず味がぼやけません。
味噌はどれを選べばいいですか
赤味噌と白味噌を2対1で合わせると、香りとまろやかさが両立します。市販の合わせ味噌でも、すりごまを小さじ1足すと近づきます。
具は何を入れればいいですか
もやし、玉ねぎ、豚ひき肉が基本形です。ひき肉は色が完全に変わるまで炒め、最後にコーンやバターを少量のせると満足感が出ます。

更新日: 2026-09-09 | 運営者情報 | 免責事項