天文館の焼肉|特徴・食べ方・由来
鹿児島の繁華街で夜遅くまで灯りがともる天文館の焼肉は、地元で育った牛肉を炭火で焼く一皿が中心です。塩でさっと食べる部位と、たれで味わう部位の差がはっきりしています。
天文館の焼肉とは
鹿児島市の中心街、天文館周辺に集まる焼肉店とその食べ方を指します。県内で肥育された牛肉を扱う店が多く、赤身から霜降りまで部位の幅が広く並びます。
特徴
- 地元産の牛肉を前面に出す店が多く、部位ごとの品書きが細かく分かれています。
- 炭火の店が目立ち、脂の落ちる音と香りが味の一部になっています。
- 締めに冷麺や汁物を置く店が多く、夜遅くまで営業する店も見られます。
食べ方・楽しみ方
- 赤身は片面20〜30秒ずつ、中心までしっかり火を通してから取ってください。
- 塩の部位を先に、たれの部位を後にすると肉の違いが分かりやすくなります。
- 網は焦げが目立ったら替えてもらってください。煙の匂いが肉に移りません。
家で楽しむなら
家庭のコンロでも、鉄板をよく熱してから肉をのせれば水っぽくなりません。一度に敷き詰めず、二切れずつ焼いて中心まで火を通すのがコツです。作りやすいのは、牛カルビ焼き、ねぎ塩だれの牛肉炒め、締めの冷麺です。
由来
城下町の繁華街として栄えた一帯に、戦後の飲食街の広がりとともに焼肉店が増えていきました。県内の畜産が伸びるにつれ、地元産の牛肉を看板に掲げる店が定着しています。
講師への質問
- 焼き加減はどうすればいいですか
- 牛肉も中心まで火を通してください。厚切りは片面30秒ずつ焼いてから火の弱い場所へ移すと、固くなりません。
- 注文はどう組み立てればいいですか
- タンや赤身など塩の部位を先に、カルビなどたれの部位を後に頼んでください。野菜を間に挟むと最後まで飽きません。
- 締めは何を頼めばいいですか
- 冷麺かスープが定番です。脂を流したいときは、わかめスープなど塩味の汁物が向いています。