花見弁当|献立の組み立て方
外の風の中で開ける箱だからこそ、色と汁気の扱いが物を言います。花見弁当は、冷めてもおいしいものを選び、詰め方を工夫するだけで見違えます。おかずの候補、組み合わせの型、当日の段取りをお話しします。
花見弁当について
花見弁当は、外に持ち出して屋外で食べる前提の詰め合わせです。冷めた状態で食べること、揺れて運ばれること、手やつまようじで食べることの三つを前提に品を選ぶと失敗しません。
献立・料理のアイデア
- いなり寿司
- 手まり寿司
- 俵むすび
- だし巻き玉子
- 鶏の唐揚げ
- えびの塩ゆで
- きんぴらごぼう
- 菜の花のからしあえ
- 花形に抜いたにんじんの煮物
- たけのこの土佐煮
- いちごやさくらんぼなどの果物
- 桜の塩漬けを添えた道明寺
献立の例
| 主菜 | 鶏の唐揚げとだし巻き玉子 |
|---|---|
| 副菜 | 菜の花のからしあえ、花形にんじんの煮物、きんぴらごぼう |
| 汁物 | 水筒に入れた温かいすまし汁 |
コツ
- 詰める前に必ず冷ましてください。温かいまま閉じると水滴がたまり、傷みも早くなります。
- 汁気のあるものは、かつお節や炒りごまを和えて水分を吸わせてから詰めます。
- 前日にできるのは煮物ときんぴら、当日に作るのは揚げ物と玉子焼きです。この線引きで朝が楽になります。
- 肉、卵、えびは中心までしっかり火を通し、保冷剤を箱の上に置いて持ち運んでください。
講師への質問
- 冷めてもおいしいおかずはどう選べばいいですか
- 油と酸味を味方にしてください。揚げ物、きんぴら、酢の物は冷めても味がぼやけません。バターを使ったものは固まるので避けます。
- 詰め方のこつを教えてください
- ご飯を先に詰め、次に形の崩れないおかず、最後に隙間へ小さなものを入れます。詰めすぎるくらいで、運んでも動きません。
- 屋外に持ち出すときの傷み対策はどうすればいいですか
- しっかり冷ましてから詰め、保冷剤と一緒に袋へ入れて日陰に置いてください。作ってから4時間以内に食べきるのが安心です。