大根の冷凍保存|手順と時間の目安
一本買った大根を使いきれないときに助かるのが、大根の冷凍保存です。用途ごとに切ってから凍らせておくと、味がしみやすくなり、平日の煮物が一気に近くなります。
20分目安時間
なぜ・いつ必要か
大根は水分が多く、丸のまま冷蔵しておくと下から傷みが進みます。使う形に切って冷凍しておけば1か月ほど持ち、繊維が壊れる分だけ味のしみ込みも早くなります。
用意するもの
- 保存袋
- キッチンペーパー
- バット
- 包丁とまな板
手順
大根を皮ごと洗い、皮を厚めにむきます。皮は別に取っておきます。
理由: 厚めにむくと筋が残らず、凍らせたあとの口当たりが良くなります。
煮物用は2cmの輪切り、汁物用はいちょう切り、薬味用はすりおろしにします。
理由: 用途ごとに切り分けておくと、凍ったまま鍋に入れられます。
切った大根の表面をペーパーでしっかり押さえ、水気を取ります。
理由: 表面の水分が霜になり、味を薄める原因になります。
輪切りは1〜2分下ゆでし、ざるにあげて完全に冷まします。
理由: 下ゆでしておくと煮る時間が短くなり、食感の落ち方も穏やかです。
保存袋に平らに並べ、空気を抜いて口を閉じます。
理由: 重ならないようにすると、必要な分だけ取り出せます。
金属のバットにのせて冷凍庫へ入れ、日付を書きます。
理由: 急いで凍らせるほど氷の粒が小さく、すかすかになりにくいです。
すりおろしは1回分ずつ薄く平らにして凍らせます。
理由: 薄い板状にしておくと、折って必要量だけ使えます。
よくある失敗
- 水気を拭かずに凍らせて、霜だらけになり味が薄くなる。
- 下ゆでせず厚い輪切りで凍らせ、解凍後にすかすかした食感になる。
- 解凍してから煮て、煮崩れる。凍ったまま煮汁に入れるのが正解です。
活用できる料理・場面
- ぶり大根や鶏大根などの煮物
- みそ汁やけんちん汁の具
- おろしとして焼き魚やハンバーグに
- おでんの下ごしらえ
講師への質問
- 解凍はどうすればいいですか
- 煮物と汁物は凍ったまま煮汁に入れます。おろしだけは冷蔵庫で15分ほど置くと使いやすくなります。
- 食感がすかすかになるときはどうすればいいですか
- 厚みを2cm以内にし、下ゆでしてから凍らせます。煮る時間も生より2〜3分短くします。
- 皮はどうすればいいですか
- 細切りにしてしょうゆとみりんできんぴらにするか、干してから冷凍します。捨てずに使いきれます。