なすの冷凍|手順と時間の目安
旬に安く出回る野菜こそ、上手に取り置きしたいものです。なすの冷凍は下ごしらえの仕方で仕上がりが変わり、生のままでも焼いてからでも保存できます。用途別の方法をご案内します。
15分目安時間
なぜ・いつ必要か
なすは冷蔵庫に長く置くと皮がしなび、切り口が茶色くなります。安く手に入ったときや使いきれないときは、その日のうちに冷凍しておけば1か月ほど扱えます。凍らせると組織がやわらかくなるため、煮物や炒め物では逆に味の入りが早くなります。
用意するもの
- 保存袋(冷凍用)
- 包丁とまな板
- ペーパータオル
- フライパン(焼いて冷凍する場合)
手順
なすを洗い、へたを落として水気を完全に拭き取ります。
理由: 水分が残ると霜がつき、解凍時にべたつきます。
用途を決めて切ります。煮物なら乱切り、炒め物なら1cmの半月切りにします。
理由: 凍ったまま使うため、切ってから保存すると当日が楽です。
生のまま保存する場合は、切ったらすぐ保存袋に平らに並べます。
理由: 切り口が空気に触れる時間が短いほど変色しません。
焼いて保存する場合は、油大さじ1で強めの中火、片面2分ずつ焼いて完全に冷まします。
理由: 温かいまま袋に入れると霜がつきます。
袋の空気を押し出して閉じ、平らにして冷凍庫に入れます。
理由: 平らにすると凍るのが早く、味の劣化が抑えられます。
日付を書いて1か月を目安に使いきります。
理由: 書いておかないと、どれがいつのものか分からなくなります。
使うときは解凍せず、凍ったまま鍋やフライパンに入れます。
理由: 解凍すると水が出て、水っぽく仕上がります。
よくある失敗
- 水にさらしてから冷凍してしまい、解凍後に水っぽくなる。切ったらすぐ、水気を拭いて袋へ入れてください。
- 冷凍前に自然解凍を前提にしてしまう。凍ったまま加熱するのが基本です。
- 袋に空気を残したまま閉じ、表面が乾いて白くなる。空気を押し出して平らに凍らせてください。
活用できる料理・場面
- 味噌汁の具として、凍ったまま鍋に入れて3分煮る
- 煮浸しに使うと味の入りが早く、10分で仕上がる
- 麻婆なすや味噌炒めなど、油と合わせる炒め物
- カレーやトマト煮込みに加えて煮る
講師への質問
- 生のままと焼いてからでは、どちらで冷凍すればいいですか
- 煮物や汁物なら生のままで十分です。炒め物やパスタに使うなら、焼いてから冷凍したほうが形も食感も残ります。
- 解凍してから使ったほうがいいですか
- 解凍せず凍ったまま加熱してください。解凍すると水が出てべたつき、味も薄まります。加熱時間は1〜2分長めが目安です。
- 変色を防ぐにはどうすればいいですか
- 切ったらすぐ袋に入れ、空気を抜いて凍らせてください。切り置きの時間が長いほど切り口が茶色くなります。