大根のレンジ加熱|手順と時間の目安
大根のレンジ加熱は、下ゆでの30分を5分に短縮できる、煮物の前にぜひ覚えたい手順です。厚みと加熱時間の関係さえつかめば、面取りした角も崩れず味がよく染みます。
10分目安時間
なぜ・いつ必要か
大根は繊維が詰まっていて、そのまま煮ると味が入るまでに時間がかかります。先に電子レンジで細胞をゆるめておくと、煮る時間が半分以下になり、味も中心まで届きます。米のとぎ汁を沸かす手間も省けます。
用意するもの
- 耐熱ボウルまたは耐熱皿
- ラップ
- 竹串
手順
大根を2cm厚の輪切りにし、皮を厚めに3mmむきます。
理由: 皮の内側の筋を落とすと口当たりがよくなります。
断面の角を1mmほど削って面取りし、片面に十字の切り込みを入れます。
理由: 面取りすると煮ても角が崩れません。
耐熱皿に重ならないよう並べ、水大さじ2を回しかけます。
理由: 少量の水が蒸気になって全体を包みます。
ふんわりラップをかけ、600Wで500gあたり5分加熱します。
理由: ふんわりかけると蒸気が抜けて破裂を防げます。
一度取り出して上下を返し、さらに2分加熱します。
理由: 返すと下側だけ加熱が進むのを防げます。
竹串を刺し、少し抵抗が残る程度で止めます。
理由: 煮る工程で火が入るので八分どおりで十分です。
出た水は捨て、そのまま煮物やおでんの鍋へ移します。
理由: 水にさらすと甘みが逃げてしまいます。
よくある失敗
- 加熱しすぎて崩れる。500gで5分を目安にし、竹串に抵抗が残る段階で止めてください。
- 厚さがまちまちで火の通りにむらが出る。2cmにそろえて切ります。
- ラップを密着させて破裂させる。ふんわりかけて蒸気の逃げ道を作ります。
活用できる料理・場面
- ぶり大根や手羽元との煮物
- おでん
- みそ田楽
- そぼろあんかけ
講師への質問
- 量が多いときはどうすればいいですか
- 1kgなら600Wで8分、途中で一度返してください。一度に加熱するより二回に分けた方が均一です。
- 苦みが出るときはどうすればいいですか
- 大根の下の方を使っています。辛みの少ない上半分を煮物に回してください。
- 米のとぎ汁は使わなくていいですか
- レンジ加熱なら不要です。えぐみが気になるときだけ、加熱後にさっと湯通ししてください。