ドライフルーツ|手順と時間の目安
果物の甘みを凝縮させるドライフルーツは、家のオーブンでも作れます。りんごやバナナを薄く切って低温でじっくり乾かす作り方と、つまずきやすい点をお伝えします。
180分目安時間
なぜ・いつ必要か
ポイントは、水分を抜いて甘みを凝縮させることです。果物が安く手に入った時期や、そのままでは食べきれない分を無駄なく使いたいときに向きます。
用意するもの
- 100度前後の低温設定ができるオーブン
- 天板とオーブンシート
- よく切れる包丁かスライサー
- 保存用の密閉袋
手順
果物を洗って水気を拭き、3から5mmの厚さに切りそろえます。
理由: 厚みがそろうと乾き方にむらが出ません
変色しやすいりんごは、水200mlにレモン汁小さじ1を混ぜて5分浸します。
理由: 酸で切り口の色止めをします
ペーパーで表面の水気をしっかり拭き、天板に重ならないよう並べます。
理由: 表面が濡れていると乾燥に時間がかかります
100度のオーブンで90分焼き、一度取り出して裏返します。
理由: 裏返すと下面にこもった水分が抜けます
さらに60から90分、触って弾力が残る程度まで乾かします。
理由: かちかちにすると香りが飛びます
網にのせて室温で1時間さまし、完全に冷めてから袋に入れます。
理由: 温かいまま密閉すると内側が湿ります
よくある失敗
- 厚く切りすぎて中心が乾かない。5mmを超えると倍以上の時間がかかります。
- 高温で一気に焼いて、焦げと生乾きが同居する。100度前後を守ってください。
- 冷めきる前に袋詰めして湿気る。1時間は室温に置きます。
活用できる料理・場面
- ヨーグルトに前夜から漬けておくと、実がふっくら戻ります。
- パウンドケーキやスコーンの生地に刻んで混ぜます。
- 紅茶に浮かべて、香りと甘みを移します。
- 刻んでクリームチーズと和え、パンにのせます。
講師への質問
- オーブンがないときはどうすればいいですか
- ざるに並べて風通しのよい日陰で3から5日干す方法があります。夜は室内に取り込み、雨の日は休ませてください。
- 保存はどうすればいいですか
- 乾燥剤と一緒に密閉袋に入れ、冷暗所で2週間、冷蔵で1か月が目安です。表面に油が浮いてきたら早めに食べ切ります。
- 甘みが足りないときはどうすればいいですか
- 熟した果物を選ぶのがいちばんです。どうしても足りなければ、切ったあとに砂糖を小さじ1まぶしてから乾かします。