なすのレンジ調理|手順と時間の目安
油を吸わせずに、なすをとろりと仕上げる方法があります。なすのレンジ調理は、加熱の後にすぐ冷やすことで色も食感も守れます。夏に何度も使う手順なので、覚えておくと献立が楽になります。
8分目安時間
なぜ・いつ必要か
なすは油を吸いやすく、炒めると量も時間もかかります。電子レンジなら1本あたり2分ほどで火が通り、油をほとんど使わずに済むので、暑い時期の副菜づくりが一気に軽くなります。
用意するもの
- 耐熱皿またはポリ袋(電子レンジ対応のもの)
- ラップ
- 氷水を張ったボウル
- 菜箸
手順
なすはへたを落とし、皮に縦の切れ目を6本ほど浅く入れます。
理由: 切れ目があると裂けず、後で手で割きやすくなります。
水にさっとくぐらせ、水気をつけたままラップでぴったり包みます。
理由: 表面の水分が蒸気になり、蒸したような口当たりになります。
耐熱皿にのせ、600Wで1本につき2分加熱します。
理由: 2本なら3分半、3本なら5分が目安です。
菜箸で押して抵抗なく沈めば火が通っています。硬ければ30秒足します。
理由: 中心が硬いまま冷ますと、後から柔らかくなりません。
ラップのまま氷水に3分つけて一気に冷やします。
理由: 急冷すると皮の紫が茶色くならず、きれいに残ります。
ラップを外し、水気を軽く絞って手で縦に割きます。
理由: 包丁より手のほうが繊維に沿って割け、たれがよく絡みます。
よくある失敗
- ラップをふんわりかけて隙間を作ってしまう。蒸気が逃げて、なすの表面だけが乾いてしぼみます。
- 加熱後に常温で放置する。色がくすみ、余熱でさらに火が入って水っぽくなります。
- 何本も重ねて一度に加熱する。下のなすに火が入らず、上だけ加熱しすぎになります。
活用できる料理・場面
- しょうがじょうゆをかけただけの冷やしなす
- ごまだれやポン酢で和える副菜
- そうめんや冷やしうどんの具
- 刻んで冷や汁や味噌汁の実に
講師への質問
- 皮の色が茶色くなってしまうときはどうすればいいですか
- 加熱直後に氷水で3分冷やしてください。常温で冷ますと変色します。切れ目を入れるときも皮を深く切りすぎないほうが色が残ります。
- 何本まで一度に加熱できますか
- 3本までが目安です。それ以上は下に敷いたものに火が入りません。皿の外側に放射状に並べ、途中で一度上下を入れ替えてください。
- 加熱しすぎたときはどうすればいいですか
- つぶして味噌やごまと混ぜ、和え物にしてしまうのが早いです。形が残らない状態でも、なすのうまみは残っているので捨てなくて大丈夫です。