レンジでパスタ|手順と時間の目安
鍋を出さずに一人分をゆでたいとき、電子レンジがとても頼りになります。レンジでパスタをゆでるときの水の量、加熱時間の決め方、吹きこぼれを防ぐ容器の選び方を、つまずきやすい点とあわせてお伝えします。
15分目安時間
なぜ・いつ必要か
ポイントは、湯を沸かす時間がまるごと省けることです。一人分や二人分を作るとき、鍋に1.5Lの湯を沸かして洗い物を増やすより、耐熱容器ひとつで済ませたほうが台所仕事が軽くなります。夜食や昼食を一人分だけ作る場面で、特に力を発揮します。
用意するもの
- 深さのある耐熱容器(容量1.5L以上、パスタが寝かせて入る長さ)
- 電子レンジ(600W)
- ざる
- 計量カップとキッチンタイマー
手順
耐熱容器にスパゲッティ100gを入れ、水350mLと塩小さじ2分の1を加えます。
理由: 水は麺100gあたり350mLが目安で、麺が完全に浸る量です。
麺を全体に沈め、容器の縁から3cm以上の余裕があるか確かめます。
理由: 沸き上がる分の空間が必要で、これが吹きこぼれを防ぎます。
ふたをせず、600Wで袋の表示時間に3分足して加熱します。
理由: レンジは湯を沸かす時間も含むため、表示より長くかかります。
加熱の途中、5分たったところで一度取り出して菜箸で混ぜます。
理由: 麺どうしがくっつくのを防ぎ、加熱むらもならせます。
取り出して1本つまみ、芯の白い線がごく細くなっているか確かめます。
理由: このあとソースと合わせるので、少し固めで止めます。
ざるに上げて湯をきり、ゆで汁を大さじ3ほど別に取っておきます。
理由: ソースをのばして絡めるのに、このゆで汁が効きます。
熱いうちにソースと絡め、器に盛ります。
理由: 冷めると表面が固まり、絡みが悪くなります。
よくある失敗
- 水が少なく、麺の一部が湯から出て固いまま残る。麺全体が沈む量まで水を足してください。
- 浅い容器を使い、加熱の途中で吹きこぼれる。縁から3cm以上の余裕がある深い容器に替えます。
- ラップをぴったりかけて庫内で沸き上がる。ふたもラップもせずに加熱するのが基本です。
活用できる料理・場面
- ミートソースやトマトソースをかけるだけの一人分の昼食
- ゆでた麺を冷水でしめて作る冷製のあえ物
- スープに入れて食べるスープパスタ
- サラダ用のショートパスタを少量だけゆでたいとき
講師への質問
- 麺がくっついてしまうときはどうすればいいですか
- 途中で一度混ぜていないことがほとんどです。5分たったところで取り出し、菜箸で全体をほぐしてから加熱を続けてください。
- 500Wや700Wのときはどうすればいいですか
- 500Wなら表示時間に4分、700Wなら2分半を足すのが目安です。一度作って自宅の機種に合う時間を控えておくと確実です。
- 二人分をまとめてゆでたいときはどうすればいいですか
- 200gを一度に加熱するとむらが出やすいので、100gずつ二回に分けるのが確実です。まとめる場合は水700mLで、途中2回混ぜてください。