トマトの湯むき|手順と時間の目安
トマトの湯むきは、熱湯にさっとくぐらせるだけで皮がするりとはがれる下ごしらえです。煮込みやソース、冷たい前菜など、口当たりを整えたい場面で効いてきます。手順は短く、覚えれば一生使えます。
8分目安時間
なぜ・いつ必要か
トマトの皮は加熱しても残り、煮込みやソースの中で口に当たります。皮を除いておくと舌ざわりがなめらかになり、味のなじみも早くなります。冷やして丸ごと出す前菜でも、皮がないほうが味がよくのります。
用意するもの
- 深めの鍋(トマトがかぶる大きさ)
- 氷水を張ったボウル
- 包丁またはペティナイフ
- 穴あきおたま
手順
トマトのへたをくり抜き、反対側の底に浅く十字の切り込みを入れます。
理由: 皮だけを切るつもりで、実には刃を入れません。
鍋に湯を沸かし、ボウルに氷水を用意しておきます。
理由: 冷やす準備を先にしておくと、慌てずに進められます。
沸騰した湯にトマトを入れ、15〜20秒待ちます。
理由: 切り込みがめくれてきたら合図です。長いと実が煮えます。
穴あきおたまですくい、すぐ氷水に移して30秒冷やします。
理由: 急に冷やすことで皮と実の間に隙間ができます。
十字の切り込みの端をつまみ、へたのほうへ向かって皮をむきます。
理由: 下から上へむくと、途中で切れずに一気にはがれます。
水気を拭き取り、用途に合わせて切ります。
理由: 水気を残すと、料理に入れたときに味が薄まります。
よくある失敗
- 湯につける時間が長すぎて、実まで煮えて崩れてしまう。
- 切り込みを深く入れすぎて、湯の中で果汁が流れ出てしまう。
- 氷水に移さず常温で冷まし、皮が実にはりついたままむけなくなる。
活用できる料理・場面
- トマトカレーやミートソースなど、口当たりを整えたい煮込み料理
- 冷たいトマトのマリネや、丸ごと出す前菜
- スープやポタージュのベースにするとき
- 細かく刻んで使う冷製パスタのソース
講師への質問
- 少量だけむきたいときはどうすればいいですか
- ガス火であればフォークに刺し、直火に20秒あてて皮が浮いたら氷水へ。鍋を出さずに1個だけ処理できます。
- 皮が途中で切れてむけないときはどうすればいいですか
- 冷やし方が足りません。氷水に30秒しっかりつけてから、切り込みの端をつまんで一方向にむいてください。
- ミニトマトも同じ方法でできますか
- できます。切り込みは不要で、熱湯に10秒つけてすぐ氷水へ。指で押すと皮が抜けるように外れます。