アッサムティー|種類と淹れ方のコツ
こくのある濃い一杯で、朝の目を覚ましてくれるのがアッサムティーです。渋みと甘い香りのバランスがよく、牛乳と合わせても負けない強さを持っています。淹れ方の要点をご案内します。
アッサムティーとは
インド北東部の平地で作られる紅茶で、水色が濃く、麦芽のような甘い香りとしっかりした渋みが持ち味です。そのまま飲むよりも、牛乳を加えたときに真価が出るタイプの茶葉とされています。
種類
- 細かく砕いた粒状の茶葉。短時間で濃く出ます。
- 大きな葉のまま摘まれた茶葉。香りが穏やかで澄んだ味です。
- 春摘みのもの。若々しく軽い風味です。
- 夏摘みのもの。こくと甘い香りが最も強く出ます。
- ミルクティー向けにブレンドされたもの。
- ティーバッグに詰められた日常使いのもの。
家での淹れ方・作り方
ポットとカップに熱湯を注ぎ、30秒温めてから湯を捨てます。
理由: 器が冷たいと湯温が下がり、渋みだけが出てしまいます。
茶葉を1人あたり3gはかり、ポットに入れます。
理由: 目分量ではなく計ることで、毎回同じ味になります。
沸かしたての湯を150ml、高い位置から勢いよく注ぎます。
理由: 茶葉が上下に動くことで、成分がむらなく出ます。
ふたをして、細かい茶葉なら2分半、大きな葉なら3分半置きます。
理由: 時間を計ると、渋くなりすぎる失敗がなくなります。
茶こしを通し、最後の一滴まで注ぎ切ります。
理由: 最後の一滴に味が集まっているといわれます。
ミルクティーにする場合は、温めた牛乳を1/3ほど加えます。
理由: 冷たい牛乳を加えると温度が下がり、香りが立ちません。
相性のよい食べ物
- バターを塗ったトースト
- ビスケット
- チーズケーキ
- スコーンとジャム
コツ
- 湯は沸かしたてを使ってください。一度冷めた湯を沸かし直すと、香りが立ちにくくなります。
- 濃く出したいときは時間を延ばすのではなく、茶葉を増やしてください。渋みだけが強く出るのを避けられます。
- 茶葉は密閉して常温の暗い場所へ。冷蔵庫は湿気を吸うため向きません。
講師への質問
- 渋くなりすぎるときはどうすればいいですか
- 蒸らし時間を30秒短くし、茶葉を0.5g増やしてください。同じ濃さで、角の立たない味になります。
- 牛乳は何を選べばいいですか
- 成分無調整のものが向きます。低脂肪のものはさらりとしますが、こくを求めるなら普通の牛乳をお使いください。
- 水は何を使えばいいですか
- くみたての水道水で十分です。空気を含んだ水のほうが茶葉がよく動き、香りが立ちます。