お茶|種類と淹れ方のコツ
湯の温度をひとつ変えるだけで、同じ茶葉が別の顔になるのがお茶です。急須の扱いから種類ごとの淹れ分けまで、台所ですぐ試せるところをお話しします。
お茶とは
お茶は、茶の葉を加工して湯で成分を引き出した飲み物です。摘む時期と加工の仕方で緑茶、ほうじ茶、紅茶などに分かれ、同じ葉から違う味が生まれます。
種類
- 煎茶
- 深蒸し茶
- 玉露
- 番茶
- ほうじ茶
- 玄米茶
- 麦茶
- 紅茶
家での淹れ方・作り方
急須と湯のみに湯を注いで温め、その湯は捨てます。
理由: 器が冷たいままだと、注いだ瞬間に温度が10度近く下がります。
茶葉を人数分入れます。煎茶なら2人分で4g、大さじ軽く1杯が目安です。
理由: 量を決めておくと、味の再現ができます。
沸かした湯を湯のみに移して70〜80度まで下げ、それを急須に注ぎます。
理由: 器を渡すたびに約10度下がるので、温度計がなくても調整できます。
ふたをして60秒待ちます。深蒸し茶なら30秒で十分です。
理由: 待ちすぎると渋みが先に出てしまいます。
複数の湯のみに少しずつ回し注ぎ、最後の一滴まで注ぎ切ります。
理由: 残すと二煎目が渋くなり、濃さも揃いません。
二煎目は湯の温度を少し高めにし、待ち時間を20秒に短くします。
理由: 一煎目で葉が開いているので、短時間で味が出ます。
相性のよい食べ物
- 和菓子(練り切りや饅頭)
- せんべいやおかき
- 焼き魚を使った和食の食後
- こってりした揚げ物の口直し
コツ
- ポイントは湯の温度です。渋みが気になるなら70度まで下げ、香りを立てたいなら90度で淹れます。
- 茶葉は湿気と匂いを吸います。密閉容器に入れ、冷蔵庫ではなく涼しい戸棚で保存してください。
- 水出しなら冷水1リットルに茶葉10gを入れて冷蔵庫で3時間。渋みが出にくく飲みやすくなります。
講師への質問
- お茶が渋くなってしまうときはどうすればいいですか
- 湯の温度が高すぎるか、待ち時間が長すぎます。70度まで下げて60秒で注ぎ切ってください。それだけで角が取れます。
- 急須がないときはどうすればいいですか
- 茶こし付きのマグや、こし器を載せたカップで代用できます。茶葉が広がる余裕があれば、味はきちんと出ます。
- 夜に飲むお茶はどうすればいいですか
- ほうじ茶や麦茶が向きます。高温の湯で香ばしく淹れると、量を飲まなくても満足しやすくなります。