スコーン|レシピと作り方のコツ
焼き立てを横に割ると、上下がほろりと分かれます。スコーンのレシピはバターを冷たいまま扱うことがすべてで、この一点さえ守れば、朝の食卓に間に合う手軽な焼き菓子になります。
先生の一言
- 膨らまない → バターが溶けた状態で混ぜています。冷凍庫で10分冷やしたバターを使い、作業は手早く済ませてください。
- 固くて重い → 混ぜすぎです。ゴムべらで20回、粉が少し残る程度でやめます。
- 横に割れず一枚に焼き上がる → 折り重ねの工程を省いています。2cm厚に伸ばして半分に折る作業を3回入れてください。
45分調理時間の目安
4人分分量
かんたん難しさ
材料(4人分)
- 薄力粉200gふるってボウルに入れます
- ベーキングパウダー小さじ2粉と一緒にふるいます
- 砂糖30g粉に混ぜておきます
- 塩2g小さじ1/3ほどです
- 無塩バター60g1cm角に切り、冷凍庫で10分冷やします
- 牛乳80g冷蔵庫から出したての冷たいものを使います
- 卵1/2個(25g)牛乳と合わせておきます
- 溶き卵(つや出し用)少々表面に薄く塗ります
作り方
粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩をボウルで混ぜ、冷たいバターを加えます。
理由: バターが冷たいほど、焼いたときに層ができます。
カードか指先でバターを切り混ぜ、粉が黄色くさらさらの状態になるまで続けます。
理由: 手のひらは使いません。体温でバターが溶けてしまいます。
牛乳と卵を合わせて一度に加え、ゴムべらで20回ほど切るように混ぜます。
理由: 練るとグルテンが出て、固く焼き上がります。
生地をまとめて2cm厚に伸ばし、半分に折る作業を3回繰り返します。
理由: 折り重ねると、割れやすい層ができます。
2cm厚にして8等分に切り、天板に並べてラップをかけ冷蔵庫で15分休ませます。
理由: 冷やすとバターが締まり、焼いたときに膨らみます。
表面に溶き卵を薄く塗り、200℃のオーブンで15分焼きます。
理由: 側面まで卵を塗ると、膨らみが妨げられます。上面だけにします。
焼き色を見て、足りなければ2分ずつ追加します。網の上で15分冷まします。
理由: 網にのせると底が蒸れず、さくっとした食感が残ります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 密閉容器で常温2日、冷蔵なら4日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 焼いてから1個ずつ包み、冷凍3週間が目安です。生地のまま冷凍しても構いません。 |
| 温め直し | 凍ったままトースターで7分、または180℃のオーブンで8分温め直します。 |
アレンジ
- レーズン50gを生地に混ぜると、素朴な甘みが加わります。
- 砂糖を10gに減らし、チーズ40gと黒こしょうを入れると食事用になります。
- 紅茶の葉3gを刻んで混ぜると、香りの立つ仕立てになります。
小麦粉の炭水化物とバター由来の脂質を含みます。
講師への質問
- 生地がまとまらないときはどうすればいいですか
- 牛乳を小さじ1ずつ足してください。一度に足すと水っぽくなります。粉気が少し残る程度でまとめて構いません。
- 前日に準備しておけますか
- できます。切り分けた生地を天板に並べてラップをし、冷蔵庫で一晩。朝は卵を塗って焼くだけです。
- オーブンの温度はもっと低くてもいいですか
- 低いと膨らみません。200℃を守ってください。焼き色が濃くなりすぎるなら、天板の位置を一段下げます。