小豆茶|種類と淹れ方のコツ
煮出したときの、あの香ばしい湯気が小豆茶の楽しみです。甘くないのに、ほんのり豆の甘い香りが残ります。種類の違い、家での煮出し方、合う食べ物まで、台所ですぐ試せる形でお伝えします。
小豆茶とは
結論から言うと、小豆茶は乾燥した小豆を焙煎して煮出した飲み物です。カフェインを含まず、麦茶に似た香ばしさとほのかな豆の甘い香りがあり、温めても冷やしてもいただけます。
種類
- 煮出し用の焙煎小豆(粒のまま)
- ティーバッグに詰めた粉砕タイプ
- 粉末をお湯に溶かす粉茶タイプ
- 皮ごと焙煎した濃い香りのタイプ
- 北海道産など産地を表示したもの
- ほうじ茶や黒豆をあわせたブレンド
- 水出し対応の袋入り
- 自宅で煎った未焙煎の小豆
家での淹れ方・作り方
乾燥小豆30gをさっと洗い、水気を切ります。
理由: 表面のほこりを落とすためです。長く水につけると香りが弱くなります。
フライパンに入れ、中火で7〜8分、木べらで動かしながら煎ります。皮が薄く色づき、香りが立てば十分です。
理由: 焦がすと苦みが前に出ます。色は濃い茶色の手前で止めてください。
鍋に水1リットルと煎った小豆を入れ、強火にかけます。
理由: 水から入れることで、香りが少しずつ湯に移ります。
沸いたら弱火に落とし、ふたをずらして15分煮ます。
理由: 強く沸かし続けると渋みが出ます。ふつふつする程度を保ってください。
火を止めて5分置き、茶こしでこしてポットに移します。
理由: 余熱の間に色と香りが落ち着きます。
残った小豆は捨てず、砂糖を少し加えて煮ると甘煮に使えます。
理由: まだ味が残っているので、二度目の使い道として重宝します。
相性のよい食べ物
- おはぎや大福などの和菓子
- 焼き魚を使った和定食
- 干し芋や焼き芋
- 塩気のあるおにぎり
コツ
- 煎る工程を省かないでください。煎らずに煮ると豆くささが残り、香ばしさが出ません。
- 冷やして飲む日は、煮出しを20分に延ばして濃いめに作ります。氷で薄まる分を見込みます。
- 作った小豆茶は冷蔵で二日が目安です。においを吸うので、ふた付きの容器に移してください。
講師への質問
- 苦く仕上がってしまいます。どうすればいいですか
- 煎りすぎか、沸騰させ続けたかのどちらかです。煎りは色づき始めで止め、煮出しは弱火で15分を守ってください。
- 煮出したあとの小豆はどうすればいいですか
- 捨てずに使えます。水を足して柔らかくなるまで煮て、砂糖を加えれば甘煮になります。汁物の具にもできます。
- 夜に飲んでも大丈夫ですか
- カフェインを含まない飲み物なので、時間を選ばずいただけます。温かくして少量ずつが飲みやすいです。