ベトナムコーヒー|種類と淹れ方のコツ
金属の器から一滴ずつ落ちる濃い液体と、底に沈めた甘い練乳。ベトナムコーヒーの特徴と種類、家での淹れ方、合う食べ物、濃さを整えるこつを順にお伝えします。
ベトナムコーヒーとは
結論から言うと、ベトナムコーヒーは濃さと甘さの組み合わせで飲む一杯です。金属のフィルターで時間をかけて落とし、底に沈めた練乳と混ぜていただく形が広く親しまれています。
種類
- 練乳を合わせた温かいもの
- 氷を入れた練乳入りのもの
- 何も加えないブラック
- ココナッツミルクを合わせたもの
- 塩気のあるクリームをのせたもの
- 卵の黄身を泡立てて重ねたもの
家での淹れ方・作り方
グラスに練乳大さじ1を入れ、上に金属フィルターを置きます。
理由: 先に入れておくと、落ちた液で自然に温まります。
深煎りの粉20gを入れ、上蓋で軽く押さえます。
理由: 押しすぎると落ちきらず、緩いと薄くなります。
湯20mlを注いで30秒蒸らします。
理由: 蒸らしで粉が膨らみ、味が均一に出ます。
残りの湯60mlを注ぎ、蓋をして4〜5分かけて落とします。
理由: ゆっくり落ちるほど濃く出ます。
フィルターを外し、底の練乳を持ち上げるように混ぜます。
理由: 底から混ぜないと、上下で味が分かれたままになります。
氷を入れたグラスに注げば、冷たい一杯になります。
理由: 氷で薄まるぶん、湯の量を10ml減らしておきます。
相性のよい食べ物
- バターの効いたパン
- 揚げ菓子
- チーズ
- 甘さ控えめの焼き菓子
コツ
- 深煎りの粉を選ぶと、練乳の甘さに味が負けません。
- 落ちるのが速すぎるときは、粉をひと段階細かく挽きます。
- 卵を使う一杯は生の黄身を泡立てるため家庭では作らず、練乳とバターを泡立てて似た口当たりにします。
講師への質問
- 専用のフィルターがないときはどうすればいいですか
- 紙のフィルターで粉を20g使い、湯80mlをゆっくり注げば近い濃さになります。器の底に練乳を入れておく手順は同じです。
- 甘すぎると感じたときはどうすればいいですか
- 練乳を小さじ2に減らし、その分コーヒーを10ml増やします。氷入りにする場合は、溶ける水で薄まる点も見込んでください。
- 落ちるのが遅すぎるときはどうすればいいですか
- 上蓋を締めすぎています。指で触れて軽く押さえる程度に緩め、粉の挽きをひと段階粗くしてください。