はちみつ紅茶|種類と淹れ方のコツ
砂糖とは違う、丸い甘さと花のような香りが重なるのがはちみつ紅茶です。茶葉の選び方、湯の温度、はちみつを入れる順番と量の目安を、家で毎日淹れる前提でご案内します。
はちみつ紅茶とは
はちみつ紅茶は、淹れた紅茶にはちみつを溶かした飲み方です。砂糖より甘さの立ち上がりが穏やかで、はちみつ自身の花の香りが茶葉の香りと重なるため、同じ甘さでも印象がやわらかくなります。
種類
- アッサム系の茶葉:こくが強く、はちみつの甘さに負けません。ミルクを足しても崩れません。
- セイロン系の茶葉:すっきりとして香りが軽く、はちみつの香りを前に出したいときに向きます。
- ダージリン系の茶葉:香りが繊細なので、はちみつは少量にとどめるのが得策です。
- アールグレイ:柑橘の香りとはちみつが重なり、香りの層が厚くなります。
- ほうじ茶や麦茶に近い焙煎系のブレンド:香ばしさとはちみつの相性がよく、夜にも向きます。
- アイスにする場合の濃いめの水出し:氷で薄まる分を見込んで茶葉を1.5倍にします。
- れんげのはちみつ:くせが少なく、どの茶葉とも合わせやすい定番です。
- そばやくりのはちみつ:香りが強く個性的で、こくのある茶葉と合わせると釣り合います。
家での淹れ方・作り方
ポットとカップに熱湯を回して温め、湯を捨てます。
理由: 器が冷たいと湯温が下がり、茶葉が開ききりません。
茶葉をカップ一杯につき3g、ポットに入れます。
理由: ティースプーン山盛り一杯が目安です。
沸かしたての湯を高い位置から一気に注ぎ、蓋をして3分蒸らします。
理由: 落差で茶葉が対流し、香りがよく出ます。
茶こしを通してカップに注ぎ、少し置いて80度前後まで下げます。
理由: 熱すぎるところに入れると、はちみつの香りが飛びます。
はちみつを一杯につき小さじ1加え、静かに10回混ぜます。
理由: 混ぜすぎると香りが立たなくなります。
一口味を見て、足りなければ小さじ半分ずつ足します。
理由: はちみつは後から足せますが、引くことはできません。
相性のよい食べ物
- バターを使った焼き菓子
- ドライフルーツ
- チーズをのせたクラッカー
- スコーンやビスケット
コツ
- はちみつは熱湯に直接入れず、少し温度が下がってから加えると香りが残ります。
- 冷たくして飲むなら、先に少量の湯ではちみつを溶いてから氷を入れた紅茶に合わせてください。だまになりません。
- 1歳未満の乳児にはちみつは与えません。これは広く知られている注意点です。
講師への質問
- はちみつが固まってしまったときはどうすればいいですか
- 瓶ごと50度前後の湯に10分ほど浸けてください。直火や熱湯は香りが飛ぶので避けます。
- 甘くなりすぎたときはどうすればいいですか
- 湯を足すより、濃いめに淹れた紅茶を注ぎ足してください。甘さだけが薄まり、味の輪郭は残ります。
- アイスにするにはどうすればいいですか
- 茶葉を1.5倍にして濃く淹れ、はちみつを温かいうちに溶かしてから氷に注いでください。