ホットチョコレート|種類と淹れ方のコツ
寒い夜に、少しだけ贅沢な一杯を。ホットチョコレートは板状のチョコレートを牛乳で溶かして作る濃厚な飲み物で、粉のココアとは口当たりが別物です。溶かし方と、分離させないコツをお話しします。
ホットチョコレートとは
ホットチョコレートは、固形のチョコレートを温めた牛乳や生クリームで溶かして作る飲み物です。カカオ分と乳脂肪がそのまま口当たりに出るため、粉から作るココアよりとろみが強く、少量でも満足感があります。
種類
- ミルクチョコレート仕立て:甘くまろやかで、飲み慣れた味です。
- ビター仕立て:カカオ分70%前後を使い、甘さを抑えて香りを立てます。
- ホワイトチョコレート仕立て:乳の風味が中心で、色も白く仕上がります。
- 生クリーム入り:牛乳の一部を生クリームに替えた濃厚な形です。
- スパイス入り:シナモンや唐辛子をひとつまみ加えた、香りの強い仕立てです。
- コーヒー合わせ:濃いコーヒーを少量足して、甘さを引き締めます。
家での淹れ方・作り方
板チョコ50gを5mm角に刻みます。溶け残りを防ぐためです。
理由: 粒が大きいと底で焦げます。
鍋に牛乳200mlを入れ、弱火で3分、鍋肌が湯気立つまで温めます。
理由: 沸騰させると膜が張り、口当たりが悪くなります。
火を止めて刻んだチョコを加え、30秒待ってからゆっくり混ぜます。
理由: 待つ時間が溶け残りをなくします。
再び弱火に戻し、混ぜながら1分、とろみが出るまで温めます。
理由: 強火にすると分離します。
好みで砂糖をひとつまみ、塩をごく少量加えて味を締めます。
理由: 塩ひとつまみで甘さが立ちます。
温めたカップに注ぎ、すぐにいただきます。
理由: 冷たいカップだと表面が固まります。
相性のよい食べ物
- バタークッキー
- 焼き立てのトースト
- ナッツ入りの焼き菓子
- オレンジなどの柑橘
コツ
- 牛乳は沸騰させません。湯気が立つ程度で火を止めるのがちょうどよい温度です。
- チョコは細かく刻むほど早く均一に溶けます。板のまま入れるのは失敗のもとです。
- 残ったら冷蔵し、翌日は弱火で混ぜながら温め直します。電子レンジは分離しやすいので鍋がおすすめです。
講師への質問
- 分離してざらついたときはどうすればいいですか
- 温めた牛乳を大さじ2足し、弱火で混ぜながらつなぎ直します。次回は火を止めてからチョコを入れてください。
- 甘さを抑えたいときはどうすればいいですか
- カカオ分70%前後の板を使い、砂糖を足さずに作ります。それでも甘ければチョコを40gに減らしてください。
- 牛乳を使わずに作るときはどうすればいいですか
- 豆乳でも同じ手順で作れます。分離しやすいので弱火を守り、沸騰させないよう気をつけてください。