カフェインレス|種類と淹れ方のコツ
夜でも安心して香りを楽しめる、ありがたい選択肢です。カフェインレスは、コーヒーや紅茶からカフェインを大幅に取り除いた飲み物のこと。近年は風味の残り方がぐんと良くなっています。
カフェインレスとは
カフェインレスは、豆や茶葉からカフェインを取り除いた飲み物を指します。日本では90%以上除いたものにこの表示が使われるのが一般的で、まったく含まないという意味ではありません。
種類
- 水と活性炭で処理したコーヒー豆
- 二酸化炭素を使って処理したコーヒー豆
- カフェインレスのインスタントコーヒー
- デカフェの紅茶
- カフェインレスの緑茶
- もともとカフェインを含まない麦茶やルイボス
- たんぽぽの根を焙煎した飲み物
- 穀物を焙煎したコーヒー風の飲み物
家での淹れ方・作り方
カフェインレスの豆を、通常より少し粗めに挽きます。
理由: 処理の過程で豆がもろくなっているため、細かすぎると雑味が出ます。
ドリッパーの粉を平らにならし、90度前後の湯を少量注いで30秒蒸らします。
理由: 通常より5度低い湯にすると、渋みが抑えられます。
中心から外へ、三回に分けて円を描くように注ぎます。
理由: 一気に注ぐと薄まります。分けて注ぐと味の芯が出ます。
落ちきる直前でドリッパーを外します。
理由: 最後まで落としきると、えぐみが混じります。
カップを軽く回して味をなじませ、温めておいたカップに注ぎます。
理由: 器が冷たいと香りが立たず、印象が薄くなります。
相性のよい食べ物
- 夕食後のチーズや果物
- 焼き菓子やビスケット
- 牛乳と合わせたカフェオレ
- ナッツやドライフルーツ
コツ
- 粉の量は通常より1割ほど多めにすると、味の輪郭がはっきりします。
- 開封後は密閉して冷凍庫に入れ、2週間を目安に使いきってください。
- 紅茶のデカフェは蒸らしを30秒延ばすと、香りがしっかり出ます。
講師への質問
- 味が薄く感じるときはどうすればいいですか
- 粉を1割増やし、湯温を90度前後に下げてください。挽き目を少し細かくするのも効きます。
- カフェインは完全にないのですか
- ごく少量は残っています。表示は90%以上除いたことを示すもので、ゼロという意味ではありません。
- 妊娠中や体調が気になるときはどうすればいいですか
- 量や時間帯を控えめにするのが無難です。心配なことは、かかりつけの窓口に相談してください。