カテキン緑茶|種類と淹れ方のコツ
渋みの正体を知ると、淹れ方が変わります。カテキン緑茶は湯の温度と時間で味の出方が大きく動く飲み物です。渋みを立てたいときと、うまみを引き出したいときの淹れ分けをお話しします。
カテキン緑茶とは
緑茶に含まれる渋み成分に注目した呼び方で、茶葉そのものは一般的な緑茶と同じです。高い温度の湯で淹れるほど渋みが強く出て、低い温度ではうまみが前に出ます。
種類
- 煎茶
- 深蒸し煎茶
- 番茶
- 茎茶
- 粉末茶
- ほうじ茶
- 玉露
- 水出し用の茶葉
家での淹れ方・作り方
急須と湯のみに熱湯を注ぎ、器を温めてから湯を捨てます。
理由: 器が冷たいと湯の温度が下がりすぎます。
茶葉を二人分で6g、急須に入れます。
理由: 量は好みで前後させてください。
沸かした湯を湯のみに移し、80度前後まで冷まします。
理由: 移し替えるごとに約10度下がります。
急須に湯を注ぎ、30〜40秒待ちます。
理由: 渋みを立てたいときは湯を熱く、時間を長めにします。
湯のみに少しずつ回し注ぎ、濃さをそろえます。
理由: 一度に注ぐと最後の一杯だけ濃くなります。
最後の一滴まで注ぎきり、急須の蓋をずらしておきます。
理由: 湯が残ると二煎目が渋くなります。
相性のよい食べ物
- 和菓子
- 焼き菓子
- おにぎり
- 漬物
コツ
- 渋みが苦手な方は70度まで下げてください。うまみが前に出て口当たりが変わります。
- 水出しにすると渋みが穏やかになります。冷水500mlに茶葉10gで3時間が目安です。
- 茶葉は開封後、密閉して冷暗所に置き、1か月以内に使いきると香りが保てます。
講師への質問
- 渋くなりすぎたときはどうすればいいですか
- 湯の温度を10度下げ、待ち時間を10秒短くしてください。淹れてしまったお茶は、湯を少し足すと飲みやすくなります。
- 二煎目が薄くなるときはどうすればいいですか
- 一煎目で注ぎきれていない場合が多いです。最後の一滴まで出しきり、二煎目は湯温を少し上げて15秒で注いでください。
- 急須がないときはどうすればいいですか
- 茶こしと耐熱の容器で代用できます。粉末茶なら湯のみに直接入れて溶かせますので、忙しい朝には向いています。