昆布茶|種類と淹れ方のコツ
湯を注いだ瞬間に立ちのぼる、あの海の香り。昆布茶は飲み物としてだけでなく、料理の隠し味としても頼りになります。種類の違い、淹れ方、合う食べ物、使いどころをお伝えします。
昆布茶とは
結論から言うと、昆布茶は乾燥した昆布を粉にし、塩などを合わせてお湯に溶かす飲み物です。緑茶のような茶葉は使わず、昆布のうま味と塩気が主役になるため、飲むだけでなく調味料としても働きます。
種類
- 粉末タイプ(お湯に溶かす基本の形)
- 顆粒タイプ(溶けやすく、料理にも使いやすい)
- 刻み昆布入り(飲み終わりに昆布を食べられる)
- 梅を加えた梅昆布茶
- うめとしそを合わせた香りの強いもの
- 塩分を控えたタイプ
- だし用に配合された無塩に近いもの
- ゆずや山椒を加えた香り付きのもの
家での淹れ方・作り方
湯のみに粉末を小さじ2分の1から1入れます。
理由: 先に粉を入れておくと、注いだ湯の勢いで自然に溶けます。
70〜80度の湯を150ml注ぎます。沸騰直後の湯は少し置いてから使ってください。
理由: 熱すぎる湯だと昆布の香りが飛び、塩気だけが立ちます。
スプーンで10秒ほど静かに混ぜます。
理由: 激しく混ぜると泡が立ち、口当たりがざらつきます。
味を見て、濃ければ湯を足して調えます。
理由: 後から薄めるほうが簡単です。最初は控えめに入れてください。
刻み昆布入りの場合は、1分置いてから飲み始めます。
理由: 昆布が開くまでの時間で、うま味が湯に移ります。
相性のよい食べ物
- 塩気の少ないおにぎり
- せんべいやおかき
- 蒸したさつまいも
- 梅干しを添えたお茶漬け
コツ
- 料理に使うなら小さじ2分の1が目安です。浅漬けやチャーハン、卵焼きに入れると、だしを取らずにうま味が足せます。
- 塩分を含むので、料理に使ったときは他の塩やしょうゆを減らしてください。
- 湿気を吸うと固まります。開封後は密閉容器に移し、乾燥した場所で保管してください。
講師への質問
- しょっぱく感じるときはどうすればいいですか
- 粉の量を小さじ3分の1まで減らし、湯を200mlに増やしてください。塩分控えめのタイプに替える手もあります。
- 料理にはどう使えばいいですか
- きゅうりの浅漬け、卵焼き、炊き込みご飯に小さじ2分の1が目安です。だしの代わりとして働きます。
- 湯の温度はどのくらいがいいですか
- 70〜80度が目安です。沸騰した湯を注ぐと香りが飛びやすいので、ひと呼吸置いてから使ってください。