コーヒーのロースト|種類と淹れ方のコツ
同じ豆でも、火の入れ方ひとつで別の飲み物になります。コーヒーのローストは焙煎のことで、浅いほど酸味と果実の香りが立ち、深いほど苦みとコクが前に出る、味の設計そのものといえる工程です。
コーヒーのローストとは
生豆に熱を加えて味と香りを引き出す工程です。加熱の度合いで酸味と苦みの比率が変わり、同じ産地の豆でも印象が大きく変わります。
種類
- 浅煎り
- 中浅煎り
- 中煎り
- 中深煎り
- 深煎り
- 極深煎り
家での淹れ方・作り方
豆の色と表面を見て、浅いか深いかを確かめます。
理由: 表面に油がにじんでいれば深煎りです。
浅煎りは細かめ、深煎りは粗めに挽きます。
理由: 深煎りは成分が出やすく、細かすぎると苦みが立ちます。
湯温を浅煎りは92度、深煎りは85度前後に調整します。
理由: 深煎りに高温を使うと焦げた苦みが出ます。
粉に湯を30g注ぎ、30秒蒸らします。
理由: 膨らみ方で焙煎からの日数の見当がつきます。
3回に分けて計180gまで注ぎ、2分半以内に落としきります。
理由: 長く落とすと渋みが混じります。
相性のよい食べ物
- 浅煎りに柑橘の焼き菓子
- 中煎りにナッツのクッキー
- 深煎りにチョコレート
- 中深煎りにミルクを合わせたラテ
コツ
- 焙煎日を必ず見ます。日付の記載がない豆は、状態の判断ができません。
- 深煎りは牛乳に負けません。ラテにするなら中深煎り以上を選びます。
- 焙煎から3日から2週間が飲みごろの目安です。直後はガスが多く、味が定まりません。
講師への質問
- 浅煎りと深煎りのどちらを選べばいいですか
- 果実のような酸味が好きなら浅煎り、しっかりした苦みとコクなら深煎りです。迷ったら中煎りが基準になります。
- 豆の保存はどうすればいいですか
- 密閉容器に入れ、常温の暗い場所に置きます。2週間で使いきる量だけ買うのが確実です。
- 酸っぱく感じてしまうときはどうすればいいですか
- 湯温を90度以上に上げ、挽き目を少し細かくします。それでも合わなければ深めの焙煎に替えてください。