コールドブリュー|種類と淹れ方のコツ
コールドブリューは、冷たい水でゆっくり時間をかけて成分を引き出すコーヒーです。苦味の角が取れてまろやかになり、氷を入れても薄まりにくい濃さに仕上がります。
コールドブリューとは
湯を使わず、常温か冷蔵の水にコーヒーの粉を長時間浸して抽出する方法です。低い温度で引き出すため、渋みや苦味が出にくく、甘い香りが残ります。
種類
- 浸漬式(水に浸けて置く方法)
- 滴下式(水を一滴ずつ落とす方法)
- 専用ボトルを使う方法
- 紙パックの粉を使う方法
- 深煎りの豆で作る濃いめ
- 中煎りの豆で作る軽やかなもの
- 牛乳で抽出するもの
- 濃縮して割って飲むもの
家での淹れ方・作り方
結論から言えば、粉と水の割合が決め手です。粉60gに対して水600mlを用意します。
理由: 湯より抽出の力が弱いので、湯で淹れるときより粉を多めにします。
豆を粗挽きにします。ざらめより少し細かい程度が目安です。
理由: 細かすぎると長時間で雑味まで出てしまい、こすときにも詰まります。
容器に粉を入れ、水を静かに注いで全体を湿らせ、スプーンでひと混ぜします。
理由: 浮いた粉があると水に触れず、その分だけ薄い仕上がりになります。
蓋をして冷蔵庫で12時間置きます。深煎りなら10時間、浅煎りなら14時間が目安です。
理由: 時間が短いと水っぽく、長すぎると渋みが出ます。まず12時間で味を覚えてください。
紙のフィルターでこします。押さえつけず、自然に落ちるのを待ちます。
理由: 絞ると粉から渋みが出て、せっかくのまろやかさが消えます。
密閉できる瓶に移し、氷を入れたグラスに注ぎます。
理由: 空気に触れる面を減らすほど、翌日も香りが保たれます。
相性のよい食べ物
- バターの効いた焼き菓子
- チーズケーキ
- ナッツの入ったチョコレート
- ハムとチーズのサンドイッチ
コツ
- 濃く作って牛乳で1対1に割ると、家でもカフェのような一杯になります。
- 同じ豆で湯と水の両方を試し、時間の違いを味で覚えると調整が早くなります。
- こした後の粉は水気を絞って乾かせば、においを取る用途に使えます。
講師への質問
- 味が薄いときはどうすればいいですか
- 粉の量を水600mlあたり75gまで増やしてください。時間を延ばすより粉を増やすほうが、渋みを出さずに濃くできます。
- どのくらい日持ちするかはどうすればいいですか
- こしてから密閉して冷蔵し、3日を目安に飲みきってください。粉が残ったままだと味が変わり続けます。
- 専用の器具がないときはどうすればいいですか
- だしパックに粉を入れて水を張った瓶に沈めれば作れます。翌朝パックを引き上げるだけで済みます。