ミルクコーヒー|種類と淹れ方のコツ
濃く出したコーヒーに牛乳を合わせるだけで、家の一杯が喫茶店の顔になります。ミルクコーヒーの種類の違いと、家で失敗しない淹れ方、合わせる食べ物までをご案内します。
ミルクコーヒーとは
ミルクコーヒーとは、抽出したコーヒーに牛乳を合わせた飲み物の総称です。牛乳の割合と温め方で名前も味わいも変わり、コーヒーが主役のものから牛乳が主役のものまで幅があります。
種類
- カフェオレ — ドリップしたコーヒーと温めた牛乳を半々に合わせたもの
- カフェラテ — 濃く抽出したコーヒーに、蒸気で温めた牛乳を多めに合わせたもの
- カプチーノ — 泡立てた牛乳を厚くのせ、コーヒーの香りを閉じ込めたもの
- アイスミルクコーヒー — 濃く出したコーヒーを氷で冷やし、冷たい牛乳を注いだもの
- 水出しのミルクコーヒー — 一晩かけて抽出した液に牛乳を合わせ、苦みを抑えたもの
- きび砂糖入りのもの — 砂糖を先に溶かしてから牛乳を合わせ、甘さをなじませたもの
- 練乳を使ったもの — 甘みとこくを一度に足す、東南アジアで親しまれた合わせ方
家での淹れ方・作り方
コーヒー粉を普段の1.5倍にし、湯を少なめにして濃く抽出します。
理由: 牛乳で薄まる分を見込むと、香りが最後まで残ります。
牛乳を小鍋に入れ、弱火で鍋肌に細かい泡が出るまで温めます。60度前後が目安です。
理由: 沸かすと膜が張り、甘い香りが飛んでしまいます。
砂糖を使う場合は、熱いコーヒーの側に先に溶かします。
理由: 牛乳を入れてからでは温度が下がって溶け残ります。
カップを湯で温めてから、コーヒー、牛乳の順に注ぎます。
理由: 温めたカップなら飲み終わりまで温度が落ちません。
泡を立てたい場合は、温めた牛乳を密閉できる瓶に半分まで入れて20回振ります。
理由: 半分までにしておくと、振ったとき空気が入って泡になります。
相性のよい食べ物
- バターの香るクロワッサン
- 焼いた食パンとジャム
- ビスケットや素朴な焼き菓子
- あんこを使った和菓子
コツ
- 牛乳は成分無調整のものが分離しにくく、香りもよく出ます。冷たいまま入れるなら量を控えめにしてください。
- アイスにするときは氷で薄まる分、コーヒーを2倍の濃さにします。コーヒーを凍らせた氷を使う手もあります。
- 牛乳を温めすぎたと感じたら、注ぐ前に30秒置いてください。60度を超えると甘みが感じにくくなります。
講師への質問
- 牛乳を入れると味がぼやけるのですがどうすればいいですか
- 抽出が薄いためです。粉の量を1.5倍に増やし、湯量を減らして濃く出してください。牛乳は後から少しずつ足します。
- 泡立て器がなくても泡は作れますか
- 作れます。温めた牛乳を耐熱の瓶に半分入れ、ふたをして20回振ってください。細かい泡が立ちます。
- 豆乳で作るときはどうすればいいですか
- 分離しやすいので、温める温度を50度ほどに抑え、コーヒーの側を先に少し冷ましてから合わせてください。