なたまめ茶|種類と淹れ方のコツ
湯を注いだ瞬間の香ばしさが、なによりのごちそうです。なたまめ茶は、なた豆のさやや豆をじっくり焙煎して煮出す素朴なお茶。渋みが少なく、食事中でも食後でも合わせやすいのが持ち味です。
なたまめ茶とは
なたまめ茶は、大きなさやをつけるなた豆を焙煎し、湯で煮出していただくお茶です。麦茶に似た香ばしさとほのかな甘みがあり、緑茶のような渋みや苦みはほとんどありません。
種類
- 豆だけを焙煎したタイプ。香ばしさが前に出ます
- さやごと焙煎したタイプ。青みのある香りが残ります
- 赤なた豆を使ったもの。色がやや濃く出ます
- 白なた豆を使ったもの。味わいが穏やかです
- ティーバッグタイプ。人数分をすぐ用意できます
- 刻み茶葉タイプ。やかんで煮出して使います
- 粉末タイプ。湯にとかすだけで飲めます
- 麦茶や黒豆茶とのブレンド。香りに厚みが出ます
家での淹れ方・作り方
やかんに水1リットルを入れ、強火で沸かします。
理由: 水から沸かすと湯の角が取れ、香りが立ちやすくなります。
沸いたらティーバッグ1包、または茶葉10gを入れます。
理由: 湯量に対して入れすぎると香ばしさが渋みに寄ります。
弱火に落とし、5〜7分ゆっくり煮出します。
理由: ぐらぐら煮立てると香りが飛ぶので、ふつふつを保ちます。
火を止め、ふたをして3分置いてから茶葉を取り出します。
理由: 余熱で色と香りが最後に出そろいます。
熱いうちに湯呑みに注ぎ、残りは別の容器に移します。
理由: 茶葉を入れたままにすると、時間とともに雑味が出ます。
冷やす場合は粗熱を取り、冷蔵庫で2時間ほど冷やします。
理由: 急冷せずゆっくり冷ますと、香りが濁りません。
相性のよい食べ物
- 焼き魚などの香ばしい主菜
- 煮物や煮豆といった甘めのおかず
- おにぎりや炊き込みご飯
- どら焼きや羊羹などの和菓子
コツ
- 香りが弱いと感じたら、飲む直前にフライパンで茶葉を1分ほど乾煎りしてください。
- 夏場に多めに作るときは、必ず粗熱を取ってから冷蔵し、2日以内に飲みきります。
- 湯量は1包につき500〜700mlが目安。薄ければ煮出し時間を1分ずつ延ばして調整します。
講師への質問
- 濃く出したいときはどうすればいいですか
- 茶葉を増やすより、煮出し時間を1〜2分延ばしてください。量を増やすと香ばしさより渋みが立ちやすくなります。
- 夜に飲みたいのですが、どうすればいいですか
- なた豆自体にカフェインは含まれません。ただしブレンド品は原材料表示を確かめ、緑茶などが入っていないか見てください。
- 作り置きの保存はどうすればいいですか
- 粗熱を取ってから清潔な容器に移し、冷蔵で2日が目安です。常温に置きっぱなしにはしないでください。