ノンカフェイン紅茶|種類と淹れ方のコツ
夜に温かい一杯が欲しいときに助かります。ノンカフェイン紅茶には紅茶葉から抜いたデカフェ型と茶の樹を使わないハーブ型があり、選び方と淹れ方で味わいが大きく変わります。
ノンカフェイン紅茶とは
カフェインを含まない、あるいは取り除いたお茶のうち、紅茶の風味に寄せたものを指します。紅茶葉からカフェインを抜いたデカフェ型と、はじめから茶の樹を使わないハーブ型の二通りがあります。
種類
- デカフェ紅茶 — 紅茶葉からカフェインを取り除いたもの。味は本来の紅茶にいちばん近い。
- ルイボスティー — 南アフリカの低木の葉。渋みが少なく、赤い水色が出ます。
- ハニーブッシュ — ルイボスに近く、甘い香りが立ちます。
- そば茶 — 香ばしさが強く、食事にもよく合います。
- 麦茶 — 家庭でいちばん身近な、茶の樹を使わないお茶。
- 黒豆茶 — こうばしく、ほのかな甘みがあります。
- ハーブのブレンド — ローズヒップやカモミールを紅茶風にまとめたもの。
- たんぽぽの根の焙煎茶 — 苦みがコーヒーに近い飲み口です。
家での淹れ方・作り方
ポットとカップに熱湯を回して温め、湯を捨てます。
理由: 温度が下がると香りの出方が鈍ります。
茶葉3g(ティースプーン山盛り1杯)をポットに入れます。
理由: デカフェ紅茶は葉が細かいことが多く、量は控えめから始めます。
沸かしたての熱湯200mlを高い位置から一気に注ぎます。
理由: 葉が上下に動くと、成分が均一に出ます。
ふたをして3〜5分蒸らします。ルイボスなら5〜7分。
理由: ルイボスは長く置いても渋くなりにくい葉です。
茶こしで濾し、最後の一滴まで注ぎ切ります。
理由: 残すと二杯目が濃く出過ぎます。
相性のよい食べ物
- スコーン
- バターの焼き菓子
- ドライフルーツ
- チーズをのせたパン
コツ
- 「カフェインゼロ」と「カフェイン90%以上除去」は意味が違います。表示を確かめてください。
- 夜に飲むなら砂糖より温めた牛乳を少し。口当たりが変わって満足しやすくなります。
- ルイボスは煮出しも向きます。水1Lに茶葉10gを入れ、沸騰後に弱火で5分です。
講師への質問
- カフェインゼロと書かれていないものはどう見ればいいですか
- 「90%以上除去」などの表示は、わずかに残っているという意味です。完全に避けたい場合は、茶の樹を使わないルイボスや麦茶を選んでください。
- 味が薄いと感じたときはどうすればいいですか
- 蒸らし時間を1分ずつ延ばしてください。それでも足りなければ茶葉を4gに増やします。湯は必ず沸かしたてを使います。
- ミルクティーにするにはどうすればいいですか
- 茶葉を5gに増やして湯150mlで濃く淹れ、温めた牛乳50mlを後から加えてください。ルイボスでもまろやかにまとまります。