緑茶ティーバッグ|種類と淹れ方のコツ
急須を出さなくても、湯呑みひとつで一杯が整うのが緑茶ティーバッグの気軽さです。ただし湯の温度と浸す時間を守るかどうかで、味は驚くほど変わります。種類の違いと、家でおいしく淹れる手順をお伝えします。
緑茶ティーバッグとは
緑茶ティーバッグは、茶葉を一杯分ずつ袋に詰めた形の日本茶です。茶葉が細かく刻まれているものが多く、短い時間で成分が出るように作られています。
種類
- 煎茶のティーバッグ:もっとも一般的で、渋みと旨みのつり合いが取れています。
- 深蒸し煎茶のティーバッグ:色が濃く出て、まろやかな味わいになります。
- 玄米茶のティーバッグ:炒った米の香りが加わり、湯の温度が高めでもおいしく出ます。
- ほうじ茶のティーバッグ:焙じてあるため渋みが少なく、熱い湯で手早く淹れられます。
- 玉露や上級煎茶のティーバッグ:低い温度でじっくり出すと旨みが際立ちます。
- 水出し用のティーバッグ:冷水に浸して作る前提で作られた細かい茶葉のものです。
- 抹茶入り煎茶のティーバッグ:色と香りが強く、一杯でも満足感があります。
- 大袋タイプ:やかんや冷水ポットで1リットル単位を作るための大きめのものです。
家での淹れ方・作り方
湯を沸かし、湯呑みに注いで70〜80℃まで下げます。
理由: 沸きたてを直接使うと渋みが立ちます。湯呑みに移すだけで約10℃下がります。
別の湯呑みにティーバッグを入れ、温度を下げた湯を静かに注ぎます。
理由: 袋の上から注ぐと茶葉が舞い上がり、雑味が出やすくなります。
ふたか小皿をかぶせて60〜90秒待ちます。
理由: ふたをすると温度が保たれ、香りが逃げません。
袋を3回だけ静かに上下させます。
理由: 振りすぎると渋みの成分まで出てしまいます。
袋を引き上げ、絞らずに取り出します。
理由: 絞ると渋みと粉っぽさが一気に出ます。
二煎目を淹れるなら、湯の温度を少し高めにして30秒で出します。
理由: 一煎目より短くするのが、二煎目をおいしく飲むこつです。
相性のよい食べ物
- せんべいやおかき
- 羊羹や練り切りなどの和菓子
- おにぎりや漬物
- 焼き魚を使った食事
コツ
- 湯の温度が最も効きます。渋いと感じたら次は10℃下げてください。それだけで味が変わります。
- 袋は絞らないでください。最後の一滴を出そうとすると、渋みと細かい粉が湯に落ちます。
- 開封後は密閉して冷暗所へ。香りが飛びやすいので、1か月を目安に飲みきります。
講師への質問
- お茶が渋くなってしまいます。どうすればいいですか
- 湯の温度を下げてください。70℃前後にし、浸す時間も60秒までに。袋を絞らないことも合わせて守ると渋みは収まります。
- 水出しはどうすればいいですか
- 冷水1リットルにティーバッグ2〜3個を入れ、冷蔵庫で3時間おいてください。渋みが出にくく、旨みの立った味になります。
- ティーバッグは何煎まで使えますか
- 2煎までが目安です。3煎目は色は出ても香りが残りません。二煎目は湯を高めにして30秒で出してください。