椎茸茶|種類と淹れ方のコツ
干し椎茸の香りをそのまま湯に移した椎茸茶は、飲むだしとも呼べる一杯です。粉の作り方、湯の温度、塩の入れ加減、そして料理への回し方まで、教室でお話ししている通りにお伝えします。
椎茸茶とは
結論から言えば、椎茸茶は干し椎茸を粉にして湯を注いだ飲み物です。香りが強く、そのまま飲むほかに汁物や茶碗蒸しの下地としても使えます。
種類
- 粉末タイプ
- 顆粒タイプ
- ティーバッグ入り
- 干し椎茸を自分で挽いたもの
- 昆布を合わせたもの
- 生姜を合わせたもの
- 塩分を控えたもの
- 薄切りをそのまま浸すもの
家での淹れ方・作り方
干し椎茸を乾いたフライパンに入れ、弱火で3分ほど乾煎りします。
理由: 湿気を飛ばすと挽きやすく、香りも立ちます。
粗熱を取ってから、ミルかすり鉢で粉にします。
理由: 冷めてから挽くと刃に張り付きません。
湯呑みに粉小さじ1/2を入れ、90度前後の湯150gを注ぎます。
理由: 熱すぎると苦みが先に出ます。
30秒おいて軽く混ぜ、粉が沈む前に飲みます。
理由: 粉ごと飲むほうが香りが長く残ります。
好みで塩をひとつまみ加えます。
理由: ごく少量で味の輪郭がはっきりします。
相性のよい食べ物
- おにぎり
- 漬物
- 焼き餅
- 卵焼き
コツ
- 挽いた粉は密閉して冷凍します。常温だと一週間ほどで香りが飛びます。
- 塩を入れる前にまず一口飲み、必要な分だけ足します。
- 茶碗蒸しやおじやの水分に使うと、だしを取る手間がそのまま省けます。
講師への質問
- 椎茸茶が苦く感じるときはどうすればいいですか
- 湯の温度を90度前後まで下げ、粉を小さじ1/3に減らします。乾煎りの時間が長すぎても苦みが出ます。
- 市販の粉末を選ぶときはどうすればいいですか
- 原材料が椎茸と塩だけのものを基準にします。塩気を自分で決めたいなら、無塩のものに後から加えるほうが調整しやすいです。
- 飲み残しはどうすればいいですか
- 冷蔵で当日中に使い切ります。味噌汁や煮物の水分に足すと無駄になりません。