おじや|レシピと作り方のコツ
炊いたご飯をだしで静かに煮る、おじやは体の芯からあたたまる一杯です。だしと卵でやさしく仕上げるおじやのレシピと作り方を、火加減と煮る時間の目安まで手順ごとにご案内します。
先生の一言
- べちゃっと重くなった → ご飯450gに対しだし700mlが目安です。次はだしを100ml減らし、煮る時間を3分に縮めます。
- 卵がぼそぼそに固まった → 卵を入れる前に必ず弱火に落とし、回し入れてから30秒は触らずに待ちます。
- 味がぼやけた → 塩を足す前に薄口しょうゆを小さじ1加えると、香りで味の輪郭が立ちます。
20分調理時間の目安
3人分分量
かんたん難しさ
材料(3人分)
- ご飯450g温かいものはほぐし、冷やご飯はざるに入れて水で軽く洗い、ぬめりを落とす
- だし汁700mlかつお節と昆布で取ったもの
- 鶏むね肉80g1cm角に切りそろえる
- 生しいたけ2枚(30g)石づきを落として薄切り
- 長ねぎ1/2本(50g)小口切り
- 卵2個泡立てず、箸で切るように溶きほぐす
- 薄口しょうゆ大さじ1色を濃くしたくないときはこちら
- みりん大さじ1
- 塩小さじ1/3味を見ながら加減する
- 三つ葉5g2cm長さに切る
作り方
鍋にだし汁を入れ、中火で沸くまで温めます。
理由: だしが温まってから具を入れると、香りが飛びません。
鶏むね肉としいたけを加え、中火で5分煮て、肉の中心まで白くなったのを確かめます。
理由: 中心まで火が通ったのを見てから次へ進むと安心です。
長ねぎとご飯を加え、弱めの中火で5分、時々混ぜながら煮ます。
理由: 混ぜすぎると粘りが出るので、鍋底をなでる程度にとどめます。
薄口しょうゆ、みりん、塩を入れて味をととのえます。
理由: 味付けを最後にすると、煮詰まりによる濃さのぶれを防げます。
溶き卵を細く回し入れ、弱火で1分、卵がしっかり固まるまで加熱します。
理由: 火を弱めてから入れると、卵が散らずふんわりまとまります。
火を止めて三つ葉をのせ、ふたをして2分置いてから器によそいます。
理由: 余熱で香りが立ち、全体の味がなじみます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 粗熱を取って保存容器に移し、冷蔵で1日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 卵を入れる前の状態で小分けにすれば、冷凍で2週間が目安です。 |
| 温め直し | 鍋に移してだし汁大さじ2を足し、弱めの中火で3分、混ぜながら温めます。 |
アレンジ
- みそ仕立てにする場合は、しょうゆの代わりにみそ大さじ1.5を火を止める直前に溶き入れます。
- 鶏肉を白身魚の切り身に替え、しょうがのせん切りを添えると、後味が軽くなります。
- ご飯を雑穀入りに替えると噛みごたえが出て、煮込み時間は2分ほど長めにします。
ご飯、卵、鶏むね肉から炭水化物とたんぱく質を含みます。
講師への質問
- 冷やご飯を使うときはどうすればいいですか。
- ざるに入れて水で軽く洗い、表面のぬめりを落としてから加えてください。仕上がりの粘りが減り、粒が立ちます。
- だしを取る時間がないときはどうすればいいですか。
- 水700mlに削り節5gを入れて中火で3分煮てこせば十分です。とろみをつける料理ではないので、だしは薄めでも成立します。
- 雑炊との違いはどうすればわかりますか。
- はっきりした線引きはなく、ご飯を洗って粒を立てたものを雑炊、洗わずとろみを残したものをおじやと呼ぶ地域が多いです。