食後のコーヒー|種類と淹れ方のコツ
食事を終えたあとの一杯は、口の中を整えて気持ちを切り替えてくれます。食後のコーヒーは食前に飲むものより深めの焙煎が合い、量も控えめが心地よいものです。淹れ方と合わせ方の考え方をご案内します。
食後のコーヒーとは
食事のあとにいただくコーヒーのことで、料理の脂や甘さを流し、余韻を整える役割があります。朝の一杯と違って量は少なめ、焙煎は深めが好まれる傾向があります。
種類
- 深煎りのドリップコーヒー — 苦みが立ち、脂の多い料理のあとに向きます。
- エスプレッソ — 少量で満足感があり、洋食の締めに合います。
- カフェオレ — 甘いものと合わせるときに角が取れます。
- 水出しコーヒー — 酸味が穏やかで、夏の食後に飲みやすい一杯です。
- カフェインを抑えたコーヒー — 夜遅い食事のあとに選ばれます。
- 浅煎りのドリップコーヒー — 和食のあと、香りを楽しみたいときに向きます。
家での淹れ方・作り方
深煎りの豆12gを中細挽きにし、ペーパーに入れて平らにならします。
理由: 粉の面を平らにすると、湯が偏らず苦みが均一に出ます。
湯を沸かして90度前後まで下げ、粉全体を湿らせて30秒蒸らします。
理由: 深煎りは高温だと苦みが出すぎるので、少し温度を落とします。
中心から500円玉ほどの円を描き、三回に分けて160mlまで注ぎます。
理由: 細く注ぐと湯が粉の層をゆっくり通り、雑味が出ません。
湯が落ちきる前にドリッパーを外し、温めたカップに移します。
理由: 最後まで落としきると、渋みだけが残ってしまいます。
スプーンでひと混ぜして濃さを均一にし、少なめに注いで出します。
理由: 食後は120mlほどが、最後まで温かいうちに飲みきれる量です。
相性のよい食べ物
- チーズケーキ
- 焼き菓子
- 最中
- ビターチョコレート
コツ
- 食後すぐより、5分ほど間を置いてから淹れると味がよくわかります。
- 夜の食後はカフェインを抑えた豆に替えると、眠りに響きにくくなります。
- 食事が和食のときは浅煎りを少量、洋食のときは深煎りを、と焙煎で使い分けます。
講師への質問
- 夜の食後に飲みたいときはどうすればいいですか
- カフェインを抑えた豆を選ぶか、量を80mlほどにします。就寝の三時間前までにしておくと落ち着いて休めます。
- 苦すぎるときはどうすればいいですか
- 湯温を85度まで下げ、蒸らしを20秒に短くします。それでも強いときは粉を10gに減らして淹れてみてください。
- 和菓子に合わせるコーヒーはどう選べばいいですか
- 深煎りを薄めに淹れると、あんの甘さと釣り合います。最中やきんつばのように水分の少ない菓子が特に合います。