杜仲茶|種類と淹れ方のコツ
杜仲茶は、樹木の葉を焙煎した香ばしいお茶です。ほんのり土のような香りとすっきりした後口が持ち味で、煮出しの時間で味が変わりますので、その加減をお伝えします。
杜仲茶とは
杜仲茶は、杜仲という樹木の葉を乾かして焙煎したお茶です。茶葉から作る緑茶や紅茶とは別のもので、渋みが穏やかで香ばしさが前に出ます。
種類
- 焙煎の浅いもの(青い香りが残り、後口が軽い)
- 焙煎の深いもの(香ばしさが強く、冷やしても味がぼやけない)
- 刻み葉のティーバッグ
- 粉末にしたタイプ
- ほうじ茶や麦茶と合わせたブレンド
- 煮出し用の大きめのパック
家での淹れ方・作り方
水1リットルを鍋かやかんに入れ、強火で沸かします。
理由: 水道水なら沸騰後1分ほど沸かし続けると味がすっきりします。
沸いたらティーバッグ1包を入れ、弱火にして5分煮出します。
理由: 強火のままだと香ばしさが飛び、渋みだけが残ります。
火を止め、そのまま5分置いて色を見ます。
理由: 余熱で出るので、火を止めてからの時間で濃さを調整できます。
ティーバッグを取り出し、粗熱を取ります。
理由: 入れっぱなしにすると時間とともに苦みが増します。
冷やす場合は容器に移し、冷蔵庫で2時間冷やします。
理由: 急冷したいときは氷を入れたボウルで容器ごと冷やします。
相性のよい食べ物
- 揚げ物や炒め物など油を使った料理
- 焼き魚の定食
- おにぎりや炊き込みご飯
- 羊かんやどら焼きなど甘い和菓子
コツ
- 薄いと感じたら葉を増やすより、火を止めてからの置き時間を2分延ばします。渋みが出にくくなります。
- 作り置きは冷蔵で2日までにします。麦茶と同じく、常温に長く置くと味が落ちます。
- 香ばしさが苦手なら、ほうじ茶と半分ずつ合わせると飲みやすくなります。
講師への質問
- 煮出しと水出しはどう使い分ければいいですか
- 香ばしさを出したいときは煮出し、すっきりさせたいときは水出しです。水出しは冷蔵庫で6時間ほど置きます。
- 食事中に飲んでもいいですか
- 問題ありません。渋みが穏やかなので食事の邪魔をせず、油を使った料理との相性がよいお茶です。
- 苦く出てしまったときはどうすればいいですか
- 湯で割ると角が取れます。次に作るときは煮出しを3分に短くし、火を止めてからの置き時間で濃さを調整してください。