アイシング|レシピと作り方のコツ
クッキーに一本線を引くだけで、菓子の顔が変わります。アイシングは粉砂糖と水の割合だけで固さが決まる作り方で、生卵を使わない配合と乾かし方までご案内します。
先生の一言
- ゆるくなりすぎた → 粉砂糖を大さじ1ずつ足して練り直してください。水は一度に足さないのが鉄則です。
- 線がとぎれた → 固すぎる状態です。水を小さじ1/4足し、口金の先を紙で拭いてから描き直します。
- 乾いた表面に穴が残った → 塗った直後につまようじで表面をなで、気泡を潰してください。
20分調理時間の目安
4人分(クッキー約20枚分)分量
ふつう難しさ
材料(4人分(クッキー約20枚分))
- 粉砂糖200gだまを防ぐため必ずふるう
- 水30〜36ml小さじ1ずつ加えて固さを調整する
- 乾燥卵白パウダー6g粉砂糖と混ぜてから水を加える。省いてもよい
- レモン汁小さじ1/2白さと締まりを出す
- 食用色素各少々つまようじの先で少しずつ足す
- バニラオイル2滴好みで
作り方
粉砂糖と乾燥卵白パウダーをふるってボウルに入れます。
理由: ふるうとだまが消え、口金で詰まりません。
水を小さじ1ずつ加え、ゴムべらで練るように混ぜます。
理由: 一度に入れるとゆるくなり、戻せません。
レモン汁を加え、持ち上げたときリボン状に落ちる固さにします。
理由: 落ちた跡が10秒残る固さが、線を引く目安です。
縁取り用に半量を取り分け、粉砂糖大さじ1を足して固めにします。
理由: 先に縁を描くと、面を塗るときに広がりません。
残りに水を小さじ1/2ずつ足し、面を埋める固さにのばして色をつけます。
理由: 色素はつまようじの先で少しずつ足すと調整できます。
縁を描いて5分乾かし、内側を埋めて表面を平らにならします。
理由: 縁が乾いてから埋めると、輪郭がぼやけません。
風通しのよい場所で6時間、完全に乾くまで置きます。
理由: 乾ききる前に重ねると、跡がついて崩れます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 湿気で溶けるため冷蔵は向きません。塗る前のアイシングは常温で密閉し、当日中に使い切ります。 |
|---|---|
| 冷凍 | 冷凍には向きません。 |
| 温め直し | 温め直しは不要です。固まったものは水を小さじ1/4足して練り直します。 |
アレンジ
- 水を牛乳に替えると、白さがやわらぎ、やさしい色合いになります。
- レモン汁を小さじ1に増やすと、甘さの中に酸味が立ちます。
- ココアパウダー小さじ1を粉砂糖に混ぜると、茶色のアイシングになります。
主原料は砂糖のため、糖質を多く含みます。
講師への質問
- 固さの見きわめはどうすればいいですか。
- すくって落としたとき、跡が10秒残れば縁取り用、5秒で消えれば面を埋める用です。数えて確かめると安定します。
- 色を濃くしたいときはどうすればいいですか。
- 色素をつまようじの先で少量ずつ足し、10分置いてから判断してください。時間が経つと色が濃くなります。
- 乾くのが遅いときはどうすればいいですか。
- 湿気の少ない場所に移し、扇風機の弱風を離して当ててください。冷蔵庫に入れると逆に溶けます。