アイスボックスクッキー|レシピと作り方のコツ
生地を棒状にして冷やし、あとは切って焼くだけ。アイスボックスクッキーは、型抜きの手間がいらず、同じ厚みに揃うので焼き上がりが安定します。来客の予定に合わせて焼ける、便利な焼き菓子です。
先生の一言
- 焼くと横に広がった → バターを混ぜすぎて空気が入っています。白くなる手前で止め、冷やす時間を90分に延ばしてください。
- 切ると崩れた → 冷やしが足りません。冷蔵で60分、急ぐときは冷凍20分で締めてから切ってください。
- 硬くて口どけが悪い → 粉を混ぜすぎです。粉気が消えたら手を止め、それ以上練らないでください。
45分調理時間の目安
3人分分量
ふつう難しさ
材料(3人分)
- 薄力粉150gふるって空気を含ませる
- 無塩バター90g室温に30分置き、指で押せる硬さにする
- 粉砂糖55gきめが細かく、混ざりやすい
- 卵黄1個分室温にもどす。冷たいと分離しやすい
- 塩ひとつまみ甘さを引き締める役
- バニラオイル2〜3滴なくてもよい
- ココアパウダー6g二色にする場合。生地の半量に混ぜる
- グラニュー糖大さじ3仕上げに周りをまぶす用
作り方
室温のバターをボウルでゴムべらで練り、粉砂糖を2回に分けて2分ずつ混ぜます。
理由: 泡立てすぎると焼いたとき生地が横に広がります。白くなる手前で止めます。
卵黄と塩を加えて30秒混ぜ、なめらかになったらバニラオイルを落とします。
理由: 卵黄が冷たいと分離するので、必ず室温にもどしてください。
薄力粉をふるい入れ、切るように1分混ぜて粉が見えなくなったら止めます。
理由: 練るとグルテンが出て、焼き上がりが硬くなります。
生地を直径4cmの棒状にまとめ、ラップで包んで冷蔵庫で60分冷やします。
理由: しっかり冷やすと切り口が崩れず、厚みが揃います。
ラップを外してグラニュー糖を全面にまぶし、7mm厚さに包丁で切ります。
理由: 包丁を前後に動かさず、真上から押し切ると角がきれいに出ます。
170度に予熱したオーブンで15〜18分、縁が色づくまで焼きます。
理由: 中央より縁が先に色づきます。焼き色を目安にすると失敗しません。
天板にのせたまま10分置いて粗熱を取り、網に移して完全に冷まします。
理由: 焼きたては柔らかいので、動かすと割れます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 焼いたものは乾燥剤と一緒に密閉し、常温で5日が目安です。湿気が多い時期は冷蔵で1週間。 |
|---|---|
| 冷凍 | 生地の棒のまま冷凍すれば3週間もちます。凍ったまま切って焼き時間を2分延ばします。 |
| 温め直し | 湿気てしまったら150度のオーブンで5分温め、網の上で冷ますとさくさくにもどります。 |
アレンジ
- 二色渦巻き:生地の半量にココア6gを混ぜ、白と重ねて巻くと切り口に模様が出ます。
- 紅茶風味:茶葉3gを細かくすりつぶして粉と一緒に混ぜると、香りのよい生地になります。
- ナッツ入り:刻んだくるみ30gを最後に加えると、噛み応えが加わります。
バターと砂糖を使う焼き菓子です。量を決めて楽しんでください。
講師への質問
- 生地がべたついて棒状にまとまりません。どうすればいいですか
- バターがゆるみすぎています。ラップに包んで冷蔵庫で20分休ませてから、もう一度形を整えてください。
- 厚さを揃えるにはどうすればいいですか
- 包丁の背に定規を当てて7mmの目印を付けると安定します。切るたびに刃を布で拭くと断面もきれいです。
- 有塩バターしかないときはどうすればいいですか
- 使えます。その場合はレシピの塩ひとつまみを省いてください。塩気がやや立ちますが甘さが締まります。