甘い卵焼き|レシピと作り方のコツ
冷めてもしっとりしているのが、家で焼く甘い卵焼きのよさです。砂糖の量と火加減、そして巻く速さ。この三つが決まれば、弁当箱を開けたときの楽しみが一つ増えます。
先生の一言
- 焦げる → 砂糖が多い卵液は焦げやすいです。中火から始め、後半は弱火に落とします。
- 層が割れる → 巻き始めが遅いためです。表面が半分固まった時点で巻きます。
- 水っぽい → だしの入れすぎです。大さじ2までにとどめ、最後に弱火で1分火を通します。
15分調理時間の目安
3人分分量
ふつう難しさ
材料(3人分)
- 卵4個常温に15分置き、白身を切るように溶く
- 砂糖大さじ2先に卵液へ溶かす
- みりん大さじ1つやとしっとり感
- しょうゆ小さじ1/2甘さを引き締める
- 塩ひとつまみ味の輪郭をつくる
- だし汁大さじ2冷ましてから加える
- サラダ油適量巻くたびに薄く塗る
作り方
ボウルに卵を割り入れ、菜箸を底につけたまま白身を切るように20回混ぜます。
理由: 泡立てないことで、焼き上がりの表面がなめらかになります。
砂糖、みりん、しょうゆ、塩、だしを加え、砂糖が溶けるまで混ぜます。
理由: 溶け残りは焦げの原因になります。
卵焼き器を中火で熱し、油を薄く塗って卵液の1/4を流します。
理由: 卵液を落として音が立つ温度が目安です。
表面が半分固まったら、奥から手前へ手早く巻きます。
理由: 早めに巻き始めると層がくっつき、割れません。
空いた面に油を塗り、巻いた卵を奥へ寄せて次の卵液を流します。
理由: 巻いた卵を持ち上げて下にも流すと、層がつながります。
同じ手順を3回くり返し、最後は弱火で1分置いて中心まで火を通します。
理由: 甘い卵液は焦げやすいので、後半は火を落とします。
巻きすかキッチンペーパーで包んで3分置き、形を整えてから切ります。
理由: 休ませると水分が落ち着き、切り口がきれいに出ます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 冷ましてから保存容器に入れ、冷蔵2日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 1切れずつ包んで冷凍2週間が目安です。 |
| 温め直し | 600Wで20〜30秒、中心まで温めます。弁当には冷ましてから詰めます。 |
アレンジ
- 刻んだ青じそを混ぜ、甘さの中に香りを添えます。
- 白すりごまを大さじ1加え、香ばしさを足します。
- 細かく刻んだしらすを混ぜ、塩気で甘さを引き立てます。
卵からたんぱく質を含みます。
講師への質問
- 甘さはどのくらいにすればいいですか
- 卵4個に砂糖大さじ2が家庭の基準です。しっかり甘くするなら大さじ3、控えめなら大さじ1に調整します。
- 丸いフライパンで作るにはどうすればいいですか
- 小さめの直径20cmを使い、卵液を薄く流して手前1/3に寄せて巻きます。形は最後に包んで整えます。
- 弁当に入れるときはどうすればいいですか
- 中心までしっかり火を通し、完全に冷ましてから詰めます。切り口を上にすると汁が出にくくなります。