あさりご飯|レシピと作り方のコツ
ふたを開けた瞬間に潮の香りが立ちのぼる、季節を感じる炊き込みご飯です。あさりご飯は、あさりを先に酒で開かせてその汁で米を炊くのが要で、身が硬くならずうまみだけがご飯に移ります。
先生の一言
- あさりの身が硬くゴムのよう → 米と一緒に炊いています。先に蒸して身を外し、炊き上がりに戻してください。
- 口の中で砂がジャリッとする → 砂抜きが足りないか蒸し汁をこしていません。3時間の砂抜きと茶こしを両方守ってください。
- 味が薄くぼやける → 蒸し汁を捨てています。あさりのうまみはほとんどが汁側にありますので、必ず炊き水に使ってください。
60分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- 米2合(300g)洗って30分ざるに上げておきます
- あさり(殻付き)500g塩水で3時間砂抜きし、殻をこすり洗いします
- 酒100mlあさりを蒸し開かせるのに使います
- 水適量あさりの蒸し汁と合わせて330mlにします
- しょうが1かけ皮をむいてせん切りにします
- 薄口しょうゆ大さじ1.5色を濃くしたくないので薄口を使います
- 塩小さじ1/3味を見て加減します
- 油揚げ1枚熱湯をかけて油を抜き、細切りにします
- みつば1/2束2cm長さに切り、仕上げに散らします
- 昆布5cm角1枚米と一緒に入れて炊きます
作り方
あさりは3%の塩水に3時間つけて砂を抜き、殻をこすり洗いします。
理由: 暗くしておくと殻が開きやすく、砂がよく出ます。
鍋にあさりと酒を入れ、ふたをして強めの中火で4分蒸し、殻が開いたら火を止めます。
理由: 開いた時点で止めれば、身が縮まず柔らかいままです。
あさりの身を殻から外し、蒸し汁は茶こしでこして水と合わせ330mlにします。
理由: こすことで砂が残らず、口当たりがよくなります。
炊飯器に米、合わせた汁、薄口しょうゆ、塩、しょうが、油揚げ、昆布を入れて炊きます。
理由: 身は炊かずに後入れするのが、硬くしないための一番のこつです。
炊き上がったら昆布を取り出し、あさりの身を戻してふたをし、10分蒸らします。
理由: 余熱で温める程度なので、身が硬くならず香りだけ移ります。
しゃもじで底から切るように混ぜ、みつばを散らして器に盛ります。
理由: 切るように混ぜると米がつぶれず、ふっくら仕上がります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 冷蔵で翌日まで。保存容器に平らに入れ、粗熱が取れてからふたをします。 |
|---|---|
| 冷凍 | 冷凍で2週間。1杯分ずつラップで平らに包んでください。 |
| 温め直し | 電子レンジで1杯分を600W約2分、途中で一度ほぐしてください。 |
アレンジ
- しょうがを多めにしてせん切りを倍にすると、後味がすっきりします
- たけのこの水煮100gを加えると、春らしい歯ざわりが加わります
- 仕上げにバター10gを混ぜると、洋風の香りで違った一皿になります
あさりはたんぱく質と鉄、ビタミンB12を含みます。
講師への質問
- むき身のあさりを使うときはどうすればいいですか
- 酒100mlと水を合わせて330mlにし、むき身は炊き上がりに加えてください。うまみが弱いので昆布を1枚増やすとよく合います。
- 砂抜きの時間が取れないときはどうすればいいですか
- 砂抜き済みと表示のあるものをお使いください。それでも蒸し汁は必ず茶こしでこしてから使います。
- 殻が開かないあさりがあったときはどうすればいいですか
- 無理に開けず取り除いてください。加熱しても開かないものは使わないのが安全です。